最新KCTニュース

[2008年8月5日(火)の KCT TVニュースから]

おかやま夢白桃 共進会(倉敷市)

清水白桃に続く次世代フルーツとして期待が寄せられている「おかやま夢白桃」の初めての共進会が、JA岡山西で開催されました。
おかやま夢白桃は3年前から栽培がはじまった新品種です。大玉で甘みが強いのが特徴です。備中県民局ではこのおかやま夢白桃を清水白桃に続くブランドとして売り出したい考えです。共進会には倉敷市内などの26戸の農家が育てた夢白桃が並び18人の審査員が色や形のほか光センサーの糖度計を使って糖度を測定しました。また、実際に試食して食感や味をチェックしました。岡山産の白桃は出荷の3割以上が清水白桃というのが現状です。しかし、同じ品種に偏ると不作の年に大打撃を受けるほか農家の作業負担も同じ時期に集中することになります。「おかやま夢白桃」の出荷量は19年度で7トンとまだあまり市場に出ていませんが次世代フルーツとして期待が寄せられています。備中県民局では11月におかやま夢白桃の推進大会を開き知名度アップを図ることにしています。

環境学習リーダー養成講座(倉敷市)

倉敷市は環境問題を学び、市民や子どもたちのために環境学習を行うリーダー的人材を養成する講座を開きました。
講座を受けたのは一般市民や幼稚園・小学校などの教諭、市職員などおよそ50人です。受講生が熱心に取り組んでいるのはESD検定の問題です。ESDは「持続可能な開発のための教育」のことで、環境問題をはじめ、未来に向けた取り組みに必要な力や考え方を学んでもらおうというものです。去年から試験的に作られた検定で「世界で一日に飢えで亡くなる人は3万5千人」「1秒間に地球上で失われている森林の広さはサッカー場と同じ」など地球を取り巻く環境や世界の中での日本の立場など、問題を通して知ることができます。講師を務めた環境アセスメントセンター西日本事業部の池田満之社長は答え合わせをしながらわかりやすく環境について説明していきました。

総社市観光協会 木製ベンチ5脚を砂川公園に寄贈(総社市)

総社市観光協会は鬼ノ城のふもとの砂川公園に木製ベンチを寄贈しました。
寄贈式では総社市観光協会の守安信吾会長が木製ベンチを片岡聡一総社市長へ手渡しました。贈られた木製ベンチは、国産の杉とヒノキの間伐材を利用して作られたものです。寄贈されたベンチは鬼ノ城シャトルバスの利用者からの募金で購入したものです。去年と今年でおよそ10万円集まっていました。総社市観光協会では総社の観光振興のため今後もシャトルバス利用者に募金を呼びかけていきます。

伊東市長に聞く 「子育て支援」番組収録(倉敷市)

KCMくらしきコミュニティメディアは、倉敷市の伊東香織市長に市政への取り組みについて聞く番組を制作、収録しました。
この番組はFMくらしき、玉島テレビ放送、倉敷ケーブルテレビの3社でつくるKCMくらしきコミュニティメディアが企画しました。収録は倉敷ケーブルテレビで行われ、伊東市長と日本生命倉敷支社の西田誠一支社長が出演しました。テーマは伊東市長がマニフェストの一つに掲げる「子育て支援」です。伊東市長は9月から妊婦健診の公費負担を14回にすることをはじめ今後、倉敷型放課後児童クラブの創設や乳幼児医療費無料化の拡大に取り組む意欲を語りました。この番組は9月4日(木)、11日(木)、18日(木)、25日(木)の午前5時ー、正午ー9月7日(日)、14日(日)、21日(日)、28日(日)の午前7時30分ー、午後7時ー、0時ー 放送予定

ピーマン作家が新作披露(倉敷市)

ピーマンをこよなく愛し、作品を作り続けるちょっとユニークな作家の個展が倉敷市内で開かれています。
「ピーマン」。ナス科の1年草で、苦味があることから子どもの嫌いな野菜のひとつによく挙げられます。このピーマンを心から愛する人がいます。去年8月のKCTワイドで紹介した、ピーマンのオブジェや小物入れを手がけるピーマン作家こと、ピーマンの陶芸家・加藤直樹さんです。この加藤さんの新作が完成したということで、取材にお邪魔しました。会場には白やピンクを基調にしたやさしい色合いの作品が並んでいます。新作の「ヌードピーマン」は女性の下着をイメージしてレース模様を取り入れたもので、ピーマンの持っている艶っぽさを表現しています。「本質的なヤラシさみたいなものを表現しようとしたらヌードになった」ピーマンに「女性的な部分を大いに感じている」という加藤さん。「ムードピーマン」はヌードピーマンをより美しく見せようと灯りを組み合わせて生まれた作品です。ピーマンの陶器を作り始めて2年が経過しました。当初制作していた「カラーピーマン」や「リアルピーマン」から作風も徐々に変わってきました。加藤さんのピーマンに対する関係も変化してきているようです。「今はピーマンに女性的な雰囲気を感じているので恋をしているのかも」ピーマンをテーマにした加藤直樹さんの作品展は今月10日(日)まで倉敷市川西町のくらしきエクセレンスビル3F・toaruで開かれています。

(最終更新 08/05-19:05)


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