「無人島の6人」
ある無人島に6人の漂流者がたどり着いた。
5人のアジア人と1人のアメリカ人である。
6人は生き延びるために、仕事を分担した。
アジア人は、狩猟、魚釣り、調理など、アメリカ人には、「食べる」という役割が与えられた。
「この島の経済を支えているのは、旺盛な食欲を持ったアメリカ人である。彼がいなかったら、アジア人は失業してしまう。」
もちろん、間違っている。アジア人がやるべきことは、アメリカ人を追い出して、自分で食べることである。たっぷり食べることもできるし、仕事量を減らして、余暇を楽しむこともできる。
アメリカ人は、食事のたびに借用証書(アメリカ国債)を発行するが、アジア人は、それを回収できないことを知っている。アメリカ人も彼らに返すべき食事の生産をしないばかりか、その手段も意向も持っていない。 |