歌舞伎俳優、中村勘三郎(53)、片岡仁左衛門(64)が4日、都内で平成中村座公演「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」の製作発表会見を行った。
江戸時代の赤穂浪士討ち入り事件が題材で、10月2日から26日まで東京・浅草寺の境内に設営した特設劇場で上演される。平成中村座に初出演する仁左衛門は「前から出たかったんです。誰も怠けている人がいないような舞台にしたい」と意気込んだ。
席上、ともに血液型がOであることが発覚。さらに共演する仁左衛門の長男、片岡孝太郎(40)、勘三郎の長男、中村勘太郎(26)、次男の七之助(25)まで同じとあって、勘三郎は「ほとんどの出演者がO型。まさに“大歌舞伎”だね」と笑いを誘った。