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2008.07.28

Monster TV HDUS 改造版 自分用まとめ

簡単な裏技改造だけで地デジソースをts形式で残せる地上デジタルチューナーが現れた、ということで自分用まとめ。
※機器改造ではなく、ドライバへパッチを当てるだけ
※パッチ後、内蔵リーダーは使用不可になるので
 外付けカードリーダー必須
※パッチ適用不可の新ロットが出ても泣かない
現行版の出荷停止確定公式

HDUSの今後について
 「回収可能な範囲の市場の在庫は回収されて
 対策版を近日中に出荷することになるらしい」
 ということらしい。在庫回収が始まったようなので
 これから買うなら店頭在庫1点張り。可能な限り早く。
 たまにネットショップで「在庫限り」が出るだろうから
 それを狙うのもアリ。
 ※基本的に取扱店全てで回収指示が出てるみたい。
  ただし取り置きしてもらってる場合は基本的に
  大丈夫ぽい。
 ※裏面の5
  売り出し期間長いけど油断できない。
 ※ネットショップは少数販売が多い。
  今の状況だとなかなか買えない。
 ※放送波でのファーム更新には
  元々対応してないらしい。
 HDUSは発売禁止処分にはならないらしい。
 ロジテックへのOEM版LDT-FS100U、8月発売を
 9月上旬に延期。初回出荷分からほぼ確実に
 対策版の雰囲気。
 SKNetの正規品は対策版に切り替わり
 販売継続の雰囲気。サポートの対応を
 考えるとお盆過ぎから要注意か?
 当たりを引いても泣かない。


公開停止の場合に備えて
最初に
公式HDUSドライバー08/07/01版
日立カードリーダードライバー
SCR3310-NTTComドライバー
をダウンロードしておく。
公式HDUSドライバーは
Microsoft Core XML Services (MSXML) 4.0
が必要なので合わせてGETしておく。

uploaderのBonDriver_HDUS、BonDriver_HDUS、EpgDataCap_Bonの各最新版で作ったEPGのデータは、EPGデータビューアの最新版で読み込めるはず。

●2ch
2chでHDUSスレを検索

●価格チェック
楽天
Yahoo!Store
kakaku.com
オークションサイトを横断検索 HDUS


●HDUS改で出来ること
・RecCliを使用した地デジのiEPG予約録画。
・アニメ録画なら上記+mAgicAnime使用で
 時間変更自動追従可能。
・放送ストリーム(tsファイル)での録画。
・HDCP/COPP未対応機器での視聴・録画。
・視聴同時録画も可能。
・外付けカードリーダー使用で
 録画と暗号解除の同時処理。
・台湾製チューナーと共存可能とのこと。
 この場合基本的にカードリーダーは不要。
 ※これなら黒凡との共存も可能なはず。
・HDUS改用テストプログラムでの
 リアルタイム視聴・録画。
・ケーブルテレビ会社のアンテナ線を
 使用する場合、
 同一周波数パススルー方式は視聴・録画可能。
 周波数変換パススルー方式の場合、変換先の
 周波数が CATV CH13~CH63(VHF) の
 場合は視聴・録画可能とのこと。
 トランスモジュレーション方式の場合は×。
 CATV伝送方式説明HP
 地上デジタル放送の再送信状況
※台湾製との比較は下の方の「長所」「短所」に記載。

●Monster TV HDUS改 導入の注意点
・HDUS改は上級者向けになっている。
 コマンドラインでの処理に理解が必要。
 以下の内容が理解できるなら扱える。
・nVidiaのマザーボードUSBとHDUS改では
 相性問題が出る模様。
 下の方に写真で挙げたUSB増設カードで
 直る可能性あり。
・64bit版のWindows XP/Vistaには未対応
・他チューナーと共存する場合について
 録画で0バイトのtsファイルがされる場合がある。
 cap_hdus.exeの実行時にチューナーIDを
 指定するのを忘れない事。
 MonsterXがインストールされていると
 IDが判らないのでデバイスマネージャーで
 MonsterXを無効にしてからcap_hdusを起動。
 すると「@Device:~」のような表示が出るはず。
 以下のコマンドライン例でチューナーIDを指定して
 録画する。
 →cap_hdus.exe Channel14.ts @14 1 "@device:~"
  上記例では
   "@device:~"を使って14CH を1分間
   ファイル名 Channel14.ts で録画する。
・B-CASカードを外付けカードリーダーで使用する場合
 表裏を逆に挿す必要があるので注意。
 うまく挿さったらリーダーから音が出るはず。
・日立、NTT以外に台湾製地デジチューナーの
 内蔵カードリーダーも使用可能とのこと。
・Windows Vistaでスリープや休止から復帰後、認識しない
 Windows Vista がスリープまたは休止から再開された後、USB デバイスが正常に機能しない
 Windows Vista を実行しているコンピュータにおいて、スリープまたは休止状態からの再開後に発生する可能性のある USB デバイスの問題についてトラブルシューティングを行う方法
 ※接続されているUSBコントローラーの
   レジストリ項目にForceHCResetOnResume
   の値を入れないと意味が無い。
  副作用:USBキーボードやUSBマウスが
   10数秒遅れて認識されるようになる。
・tsファイルの録画はHDDの容量が大量に必要。
 例:30分番組が3GB超、1時間なら7GB超。
 しかもTsSplitterなどで動画形式の分離を
 しないとまともに視聴できない。分離しても
 30分-2.5GB程度 1時間-5GB程度
 になる。HDDは大容量のものを使うこと。


●機器概要
 機種名:Monster TV HDUS
 型名:SK-MTVHDUS
 JANコード:4515692001700

 動作環境(必要スペック):
  OS Windows XP SP2/Vista 各32bit版のみ
  CPU C2D E4300/T7100 以上
     Athlon64X2 3800+ 以上
  メモリ 1GB以上
  USB:USB2.0 要求電力=400mA

 チューナー部仕様:
  地上デジタル13~62CH(UHF帯)
  CATV CH13~CH63(VHF帯)
 付属品:
  F型アンテナ接続アダプタ 1
  USBケーブル(45cm) 1
  リモコン(単4形乾電池付属) 1
  B-CASカード 1
  ドライバ・アプリケーションCD-ROM 1
  マニュアル・保証書 各1

●改造手順概要
 Monster TV HDUSのドライバーにパッチを当て
 Windowsにインストール&適用する。

●手順
 1:Monster TV HDUSを入手する
 2:公式サイトからドライバーをダウンロードして
   適当なフォルダへ解凍する。
 3:サイト「MobileHackerz」からYN_JP080701.EXE を
   ダウンロードする。
 4:YN_JP080701.EXE を、解凍した公式ドライバーと
   同じフォルダに入れ実行。
   →セキュリティの警告が出たら[実行]ボタンを押す。
    パッチが完了する。
 5:Monster TV HDUSをPCへ接続する。
   →ドライバのインストール画面になる。
    パッチを適用したフォルダを指定して[次へ]。
    [続行]。インストールが終わったら[完了]。
 6:外付けカードリーダーを別途購入する。
 7:Windowsのサービス[SmartCard]を
  [開始][自動][OK]しておく。
 8:公式ドライバーの動作に必要な
  Microsoft Core XML Services (MSXML) 4.0
  をダウンロードしてインストールする。

●使用方法
 1:パッチ適用したドライバーでは製品付属の
  アプリが使用不可になるので
  サイト「MobileHackerz」から
  コマンドラインTS記録ツール for MonsterTV HDUS改
  をダウンロードする。
 2:cap_hdus.exe を適当なフォルダへ解凍する。
 3:以下のコマンドライン例で録画。
  cap_hdus.exe Channel14 @14 2
  上記例では、
  「地デジ14CHの放送を2分間、
  ファイル名"Channel14.ts”で保存する」
  という動作が行なわれる。
  ※録画と同時にB-CASカードを使って
   暗号解除を行なう場合は、同じ
   アーカイブ内にあるB25Decoder_d.dll を
   cap_hdus.exe と同じフォルダへ解凍して
   おくこと(要カードリーダー)。
  ※GUIでコマンドラインを操作できるアプリ
   cap_hdus_gui ver2008
   の導入で操作がかなり楽になるはず。
   vistaの場合は管理者として実行。
   cap_hdus_gui 自体は2種類出回っている。
 ※cap_hdus Version 0.08から
  仕様変更されGUIのフロントエンドが装備された。
  旧バージョンが必要な場合は以下。
  cap_hdus Version 0.07をダウンロード


●Windows2000へインストールする場合の手順
※以下の手順は途中を飛ばすと破綻するはず。
 マシンスペックや動作環境の都合で
 視聴しながら同番組を録画出来ない場合でも、
 録画だけ成功すれば後で視聴できるはず。
※MonsterX など他のチューナーが存在すると
 うまく動かない場合がある。試してみて動かない
 場合は該当デバイスを無効にすること。

・ベース環境構築編
1:MonsterTV HDUSのドライバーにパッチを当てて
 Window2000にインストールする。
2:Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ
 Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ
 DirectX End-User Runtimes (June 2008)
 3つをインストール。
3:GOMPlayerをインストールし、GOMを
 インストールしたフォルダのMpeg2DecFilter.axを
 %SystemRoot%\system32 へコピーする。
4:コマンドプロンプト(DOS窓)で
 regsvr32 Mpeg2DecFilter.ax
 を実行する。
 ※あるいはDirectShowFilterTool
  使用して登録する。この場合は
  %SystemRoot%\system32 へコピーする必要なし。
  →フィルタの選択:MPEG-2 Video Decorder
   [フィルタの登録]をクリック。
   Mpeg2DecFilter.ax の入っているフォルダで
   指定可能。
   メリット値が高いものが再生時、優先的に
   選択される。複雑な環境の人用。
5:EpgDataCap_Bonの最新版をダウンロード。
 適当なフォルダへインストール。

・リアルタイム視聴TEST編
6:BonDriver_HDUSの最新版をダウンロード。
 「5:」で解凍したフォルダ内にある
 「BonDriver」フォルダへ BonDriver_HDUS.dll を
 放り込む。
7:コピーした BonDriver_HDUS.dll を
 BonDriver.dll へリネームする。
 ※もし既に BonDriver.dll が存在している場合は
  削除しておくか別名に変更しておくこと。
8:BonTest Ver.1.41m3をダウンロードする。
 アーカイブ内のBonTest.exeを、先ほどリネームした
 BonDriver.dll と同じフォルダへコピーして実行する。
9:ウインドウが開き、チャンネルを変えて
 地デジ映像が出たらOK。

・視聴しながら番組を録画
 ※マシンパワーが必要。
  Pentium4 2.8GHz以上?
10:BonTest Ver.1.41m3をダウンロード。
 「5:」で解凍したフォルダ内にある
 「BonDriver」フォルダへ BonDriver_UDP.dll を
 コピーする。
11:コピーした BonDriver_UDP.dll を
 BonDriver.dll へリネームする。
 ※もし既に BonDriver.dll が存在している場合は
  削除しておくか別名に変更しておくこと。
12:「6:」の手順と同じ、 BonDriver_HDUS.dll を
 「BonDriver」フォルダへ放り込む。
13:「5:」で解凍した EpgDataCap_Bon.exe で
 以下の項目を設定する。
 [チューナー] HDUS
 [チャンネルスキャン] ボタンクリック
 ※スキャンに20~30分かかる場合あり
 [設定] ボタンクリック
  [基本設定]タブ -録画ファイル保存先
  [EPG取得設定]タブ -必要であれば設定する
  [ネットワーク設定]タブ
   -「TSデータをUDPで送信する」にチェック入れる
   -[追加]ボタンクリック
  [外部アプリケーション設定]タブ
   -「Viewで使用するexeへのパス」は
     BonTest.exe のパスをセットする。
   -「View起動時のコマンドラインオプション」は
     /nd をセットする (not descramble)
   -「EPG~exeへのパス」は、「5:」で解凍した
    EpgDataCap_bon内、TSEpgView_Bon.exe の
    パスをセット。
  [OK]ボタンをクリック
14:EpgDataCap_Bon.exeのウインドウにある
 [View]ボタンをクリックする。
 何か画面が出たら視聴は成功。
15:チャンネル切り替えはEpgDataCap_Bonで
  行なう。
16:音ズレ発生時はBonTestの右下「リセット」。
17:視聴中に予約時刻になった場合は
 自動的に予約したチャンネルに切り替わる。

・その他Windows2000で運用する場合の注意点
 実際には使ってる人が多いと思われるので
 以下のアプリ使用の方がいいかも。
 コマンドラインTS記録ツール for MonsterTV HDUS改
 を使用してもリモコンが効かなくなるけど
 HDUSはツールで動かす事が出来るとのこと。
 コマンドラインTS記録ツールと
 cap_hdus_gui ver2008と組み合わせたら
 予約録画が可能なはず。
 録画ファイルの再生はGOM等Windows2000に
 対応しているプレイヤー使用。
 他にもHDUS改用ツールで使用可能なものが
 あるかと思われるが試してみないと判らない。
 いずれにしてもアーカイブ内のドキュメントを
 熟読する必要あり。


●無題
改造を行なう事によって、本体添付アプリでは
録画と視聴が行なえなくなり、フリーソフトを
使用して録画・視聴を行なう事になる。
※付属アプリのうち、外付けカードリーダーを追加
 すると視聴専用アプリのみ使用可能とのこと。
 ただしこれについてはHDCPやCOPPに
 対応している事が条件と思われる。
コマンドラインTS記録ツール for MonsterTV HDUS改
 BonDriver_HDUSBonTest Ver.1.41m3
 リアルタイムの視聴が可能。
 (ReadMe.txt熟読のこと)
録画ファイルはVLCやMPCなど、tsファイルに対応した
プレーヤーで再生可能な模様。
tsファイルの扱いには特に制限が無い模様。
TsSelectやTsSplitterも問題なく動くはず。
PS3でも再生可能かと。


●稼動に必要なアイテム一覧
ソフトウェア(改造関連以外)
 RecCli がVer 0.20でHDUS改に対応。
 →予約録画が可能になる。

 アニメ専用録画環境を作成する場合
  RecCliと一緒に以下をインストール
  mAgicAnime.NET ver 1.8.08
  →とにかくアーカイブ内のReadme.txtを読む。
   実行して動かない場合は
   .NET Framework 2.0
   もインストール。

ハードウェア

上記はMonster TV HDUS本体。
コレが無いと地デジの受信が出来ない。


カードリーダー

左は日立製、32bit版Windowsのみ対応。
右はNTT製で32bit版Windowsと
        64bit版WindowsVistaに対応。
どちらかが必要。
※Monster TV HDUS本体
 は32bit版Windowsのみ対応。

以下は必要な場合のみ導入が必要。


アンテナケーブル(F型コネクタ)

左アイテムの写真→写真
ネジ止め部分にゴムが巻いてあり、道具を使わず
手だけで締めやすくなっている。
ケーブルグレード:S-4C-FB


分配器

左側のリンク先は2/3/4分配まで選択可能な模様。


アンテナブースター(屋内設置用)

左側は一般的なアンテナブースター。
右側は電源コンセント一体型ブースター。


セルフパワーUSB HUB

USB HUBを経由する場合、チューナーへの電力供給が落ちると受信感度に影響が出る。USB給電で地デジチューナーを安定稼動させた実績のあるセルフパワーUSB HUBが上記。
Monster TV HDUSは要求電力が400mA。HUBで中継させる場合はセルフパワーUSB HUBが必須。

左側は不要時に電気を切れるスイッチ付きセルフパワーUSB HUB。
右側は普通のセルフパワーUSB HUB。


USB増設カード

万が一、PC側に問題があってUSBで相性問題が出た場合、上記のどちらかを使用すると解決することが多い。

左は大型コンデンサでノイズ対策されている安定動作のUSBカード。PC内部からのノイズが原因でdropが発生する場合はこれの導入でほとんど解決。
右側は合計6ポート装備だが、PC筐体電源との接続が必須のカード。


●長所・いいところ(台湾製と比べて)
 ・USB認証ロゴを取得しているはずなので
  USBがらみの相性問題は出にくい、と
  思われる。
 ・チューナーの性能が良いらしい。
  受信レベルが低くてもdropしにくい等
  受信感度が高いとのこと。
 ・CATVのアンテナ線を使用する場合で
  周波数変換パススルーの場合、変換先の
  周波数がCATV CH13~CH63 の場合は
  視聴・録画可能とのこと。
  CATV伝送方式説明HP
 ・安価。
 ・1年間保証
 ・B-CASカード(青)が付属している。
 ・とても小さいので置き場所に困らない。

●短所・んー、なところ(台湾製と比べて)
 ・製品公式アプリが使えなくなる。
 ・パッチを当てるのが手間。
 ・内蔵カードリーダーが動作しないので
  別売の外付けリーダーが必須。
 ・時間変更自動追従録画は
  アニメ録画専用環境運用時のみ可能。
  ※mAgicAnime使用
 ・TvRockに対応していない。
 ・64bit版Windowsには未対応。
  ※HDUS改の運用に必須のカードリーダーは
   SCR3310-NTTComのみが
   64bit版WindowsVistaに対応。
   ただしHDUS自体が32bit版Windowsのみ
   の対応なので64bit版Windowsでは
   実際には録画出来ない事になる。
 ・故障で修理に出したら対策版になって
  返ってくると思われる。

●HDUS改 動作確認テスト
 1:サイト「MobileHackerz」から
  コマンドラインTS記録ツール for MonsterTV HDUS改
  をダウンロードし、適当なフォルダに解凍。
 2:BonTest Ver.1.41m3をダウンロード
  BonTest.exe と BonDriver_UDP.dll を「1:」で
  解凍した「SegTV.exe」と同じフォルダへ解凍。
 3:BonDriver_UDP.dll の名前を BonDriver.dll へ変更。
 4:SegTV.exeのReadme.txtをよく読む。
 5:設定を済ませてSegTV.exeを起動。
   動かないようなら
   Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ
   をインストールする。

●録画したtsファイルを自動処理するバッチスクリプト各種
制作基本ポリシー
※tsファイルをバッチスクリプトへD&D
  複数ファイルのドロップ対応。
※バッチスクリプトの出力結果は全て元のファイルが
 存在するフォルダに書き出される。
※元のファイルは削除しない方向で。
※出力ファイルは上書きモード。
※各.batファイルは初回使用前にメモ帳などで編集が必要。
 例えば.exeファイルへのパス指定など。

・tsファイルのステータス情報を確認するバッチ。
 複数ファイルドロップに対応。
 tsファイルのエラーを調べるときに使用。
 ログを書き出すだけの処理。
 ログファイルは"元ファイル名_log.txt”で出力する。
 TsSelect.bat
 要TsSelect.exe
・tsファイルからHDストリームを抜き出す単純バッチ。
 TsSplitter.exeに -SEP3オプションを付けているので
 番組開始位置でファイル分割される。
 複数ファイルドロップに対応。
 SET行の -SEP3 を -SEPA 等に
 書き換えるとTsSplitterの挙動を変える事が出来る。
 TsSplitterHD.bat
 要TsSplitter.exe
・tsファイルから1セグ・SD・HDの各ストリームを
 分離出力する単純バッチ。
 複数ファイルドロップに対応。
 TsSplitter.exeに -SEP3オプションを付けているので
 番組開始位置でファイル分割される。
 TsSplitter.bat
 要TsSplitter.exe
・tsファイルのscramblingエラーを解除後
 自動でtsファイルからHDストリームを分離する
 ためのバッチファイル。B-CASカード必要。
 複数ファイルのドロップ対応。
 環境に合わせて.batファイル内の.exeのパス修正必要。
 詳しくはバッチファイル内のテキストを読んだら
 大体の流れがわかるはず。
 TsFileSyori.bat
 要 TsSelect.exe/TsSplitter.exe Ver1.16 以上
  /Multi2Dec最新版
 ※dropエラーがあるMPEG2-TSファイルを処理する
  場合はMPEG2Repairを通してから
  再生すると良いらしい。
 ※手動でscramblingエラーを解除したい場合は
  Multi2Decをダウンロードして実行。
  GUIで操作してスクランブル解除出来るらしい。
  要B-CASカード。
・MPEG2-TS→MPEG2-PS変換バッチ
 複数ファイルのドロップに対応。
 使用法は.bat内のテキスト参照。
 →音声をmp2a 256kbpsに変換するバージョン
  Ts2PsSyoriVLC.bat
  要VLCメディアプレイヤー
  ※エラーやスクランブルがあるMPEG2-TSファイルを
   処理すると変換途中で止まるので、一つ上で
   挙げたバッチスクリプトやMulti2DecMPEG2Repair
   でエラーを修正しておく。
 →音声をAACで維持するバージョン
  Ts2PsSyoriRemuxTS.bat
  要RemuxTS
TSReader Liteで調べたTSファイルのPIDを
 指定してmpgファイルを作成。
 TSファイルからのPID抽出支援用バッチ。
 出力ファイル名は「元ファイル名.mpg」。
 1つめのPIDパラメータ 0x0000は入力不要。
 PIDは1個入れる都度エンターキー。
 入力するPIDがなくてもエンターキー。
 何故か複数ファイルドロップ対応。
 tsファイル1個処理するごとにPIDパラメータを
 聞いてくる。
 TsSelectPIDs.bat
 要TsSelect.exe
・同じ番組を録画したtsファイル2つの
 正常パケットをtsファイルとして再出力するバッチ。
 TsMerge.bat
 要tsmerge.exe

●録画したTSファイルで番組の継ぎ目や
 切り替わり後、CM明けなどで音声が出なくなる
 場合の対応方法。
 方法1:再生プレーヤーをVLCメディアプレーヤーにする
   →音声が出なくなったら画面上で右クリック
    メニューが出るのでオーディオトラックを選択
    「無効」を選択後「有効」を選択しなおす
    これでとりあえず音声再生が復活する。
 方法2:Murdoc Cutterを使って番組開始の
    冒頭から1GOP分(「→」キー1つ分)のところを
    クリップ開始点にしてファイル出力する。
    クリップ開始点、終点を複数作成できるので
    CMカットが出来る。
    ※ただし再生するプレーヤーによっては
     カットした所で再生が止まったりする場合が
     あるので元ソースは再生確認後削除すること。
 方法3:HDTV to MPEG2でファイルの
    カットポイントを指定してProcess。
    冒頭から2GOP分(「→」キー2つ分)のところを
    カットポイント点にして、後はCMの始点終点毎に
    カットポイントを指定。Processボタンクリックで
    ファイルが数個出力される。
    MaxSizeの項目が1024の場合は5120にしておく。
    ClipsボタンをクリックしてもOK。
    出力したファイルのうち奇数番号のものを
    再び登録しProcessボタン。
    ファイルが結合されてCMカット版のファイルが
    出来上がる。
 ※方法2はCMを全てカットするとtsデータに
   dropが発生する。途中のCMをカットしない
   場合はエラーにならない。
   方法3は途中のCMをカットしてもエラーに
   ならない。ただしカット処理でtsファイルが
   分割されるので、HDTVtoMPEG2で
   再結合処理が必要。
 方法4:TsSplitter.exeのコマンドラインオプションで
    -SEPA を使用してみる。

●XPでカードリーダーのドライバインストール時に
 「INFに必要なセクションが見つかりませんでした」
 のエラーが出る場合。
 ※Windows2000などからアップグレードした
  XPなどに多く見られる現象。
 ※以下の記載で意味がわからない場合は
  作業しないこと

1:スマートカードサービスがちゃんと動くWindowsXPから
 必要ファイルを持ってくる必要がある。
 ※実際にはXP-CDROMのCABアーカイブファイルから
  持って来ることになると思われる。

 フォルダ: %windir%\system32
 該当ファイル:scarddlg.dll / scardssp.dll / scardsvr.exe /
          sccbase.dll / sccsccp.dll / scredir.dll /
         slbcsp.dll / slbiop.dll / slbrccsp.dll /
          winscard.dll

 フォルダ: %windir%\system32\Drivers
 該当ファイル:smclib.sys

 フォルダ: %windir%\help
 該当ファイル:scarddlg.hlp

 フォルダ:%windir%\Inf
 該当ファイル:smartcrd.inf / smartcrd.pnf
   ※持ってきたらsmartcrd.infを右クリック-
    インストールする。

 レジストリを操作する。
 ※失敗したらXPが起動しなくなったりする。
  バックアップが必須。
 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM
  \CurrentControlSet\Control\Class
  \{50DD5230-BA8A-11D1-BF5D-0000F805F530}]
 "Class"="SmartCardReader"
 @="スマート カード読み取り装置"
 "Icon"="-25"
 "NoInstallClass"="1"
 "Installer32"="winscard.dll,ClassInstall32"

 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\
  CurrentControlSet\Services\SCardSvr]
 "Type"=dword:00000020
 "Start"=dword:00000003
 "ErrorControl"=dword:00000000
 "ImagePath"=hex(2):25,00,53,00,79,00,73,00,
              74,00,65,00,6d,00,52,00,
              6f,00,6f,00,74,00,25,00,
              5c,00,53,00,79,00,73,00,
              74,00,65,00,6d,00,33,00,
              32,00,5c,00,53,00,43,00,
              61,00,72,00,64,00,53,00,
              76,00,72,00,2e,00,65,00,
              78,00,65,00,00,00
 "Description"="このコンピュータで読み取るスマート カードへのアクセスを管理します。"
 "DisplayName"="Smart Card"
 "DependOnService"=hex(7):50,00,6c,00,75,
              00,67,00,50,00,6c,00,61,
              00,79,00,00,00,00,00
 "ObjectName"="NT AUTHORITY\\LocalService"
 "Group"="SmartCardGroup"

 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM
  \CurrentControlSet\Services
  \SCardSvr\Security]
 "Security"=hex:01,00,04,80,88,00,00,00,
           94,00,00,00,00,00,00,00,
           14,00,00,00,02,00,74,00,
           05,00,00,00,00,00,14,00,
           fd,01,02,00,01,01,00,00,
           00,00,00,05,12,00,00,00,
           00,00,14,00,fd,01,02,00,
           01,01,00,00,00,00,00,05,
           13,00,00,00,00,00,18,00,
           ff,01,0f,00,01,02,00,00,
           00,00,00,05,20,00,00,00,
           20,02,00,00,00,00,18,00
           ,ff,01,0f,00,01,02,00,00,
           00,00,00,05,20,00,00,00,
           25,02,00,00,00,00,14,00,
           9d,01,02,00,01,01,00,00,
           00,00,00,02,00,00,00,00,
           01,01,00,00,00,00,00,05,
           12,00,00,00,01,01,00,00,
           00,00,00,05,12,00,00,00

 コマンドプロンプト(DOS窓)で
 regsvr32 %windir%\system32\scardssp.dll
 scardsvr reinstall
 を1行づつ実行するとスマートカードサービス復活。
 サービスでは
 ログオンアカウントをNT AUTHORITY\LocalService
 にしてスタートアップの種類を自動にして適用する。
 (まだ[開始]しない)

 ここまで出来たらPCを再起動する。
 再起動後はスマートカードサービスが
 動いているはず。
 ※意味がわからない場合は作業しないこと


●その他
 ・HDUS改の複数台運用の場合でも
  カードリーダーは1個だけでOK。
  B-CASカード的には8台ぐらいまでなら
  同時に処理できるらしい。
 ・USB HUBを経由する場合はセルフパワーHUBが
  必須(HDUSの要求電力は最大400mA)
 ・再生側のHDCPやCOPP対応について
  パッチ後は対応してなくてOKになる模様。
  録画tsファイルの再生は上記の制限無しとのこと。
 ・暗号解除無しの録画だけなら800MHzのPCでも
  かろうじて可能らしい。
 ・録画中の追っかけ再生方法
  VLCをインストール後、HDUS改で録画中の
  tsファイルをダブルクリックで再生できる。
  ※最低でC2D 2GHz程度のCPUパワーが必要。
 ・Windowsのサービス「SmartCard」を
  「開始」「自動」「OK」しておくこと。

 ・チューナー固有の設定以外は
  台湾製チューナーとtsファイル処理時の
  知識がフルに活用(というか転用)できる。
  地デジ導入に必要な基礎知識などは
  以前書いた台湾製についての記事
  に記載。

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