岡山放送局

2008年8月4日 23時54分更新

中高生の全国物理コンテスト


物理の得意な高校生や中学生が全国から集まり、難問に挑戦する「全国物理コンテスト」が岡山県倉敷市で始まりました。

全国物理コンテストは、3年前から毎年行われているもので、ことしの大会には全国のおよそ660人の高校生や中学生のなかから選抜された106人が参加しました。

4日は物理の筆記試験が午前8時半から始まり、参加者は午後1時半まで5時間をかけて、一心に机に向かい問題に取り組みました。

問題は20ページ以上にわたり、相対性理論について考えたり人工衛星の軌道を計算したりするレベルの高いもので、回答者の考える力を問うものになっています。

4日の筆記試験に続き、5日は与えられた問題についてみずから実験をして答えを導き出す試験が行われます。
コンテストは、2日間の合計の得点で順位を競い、成績優秀者は、来年、メキシコで行われる国際物理オリンピックの日本代表候補者に選ばれます。