自殺が相次いだり何かと物騒ですが、当ブログはそこから遠いところで地味に更新。
テレ朝、週刊現代を提訴へ 幹部の横領疑惑報道（5/22 産経）
週刊ポストも別の疑惑を報道してましたが、こちらは提訴しないようです。
テレ朝の「腐敗」告発 ドンドン出てくる理由（5/14 J-CAST）
ずいぶん身内に甘いんですね。
新聞社や他のテレビ局はこれらの疑惑を全く報道していません。どのテレビ局も同じような腐敗を抱えているからかと疑いたくなるし、新聞社と放送局の系列関係の弊害のひとつといえるでしょう。
そして、問題はテレビ朝日が法的手段をとるといっていることです。
マスコミやジャーナリストや御用学者は「メディアへの高額訴訟は報道を萎縮させる。言論には言論で対抗すべき」とさんざん言ってきたはずです。
そのくせ読売や毎日の社長は頻繁に週刊誌を訴えてきたわけですが。
週刊ダイヤモンド「メディア巨額訴訟」批判記事に欠けているもの
この中で紹介した、日経元社長・常務の高杉良氏らに対する訴訟は日経側が一部勝訴しました。
日経元社長らが小説「乱気流」名誉毀損で勝訴（4/12 livedoor）
なんか高杉氏側も納得しているのが不思議。470万円ぐらい大したことないんでしょうか。
仮に訴えたのが一般企業だったら「言論の自由の妨害だ」と作家やジャーナリストや弁護士や学者が記者会見を開いて抗議しそうなものです。抗議しても新聞が取り上げてくれないからか、大新聞社に楯突くと報復が怖いからでしょうか？
最近ではこんな訴訟もありましたね。
オリコン損賠訴訟：名誉棄損で「取材源」提訴 対象は個人（4/30 毎日）(cache)
テレビ朝日については、J-CASTの記事にもあるように過去にも着服事件でプロデューサーが解雇されています。このときは週刊文春の記事が端緒でしたが、テレビ朝日は法的措置をとりませんでした。
ちなみに、相撲協会が八百長疑惑報道で週刊現代を提訴したさい、マスコミ御用学者がこんなことを言ってました。
徒然なるままに：相撲協会､八百長報道めぐり提訴へ
テレ朝も「過去の報道で何故法的処置に消極的だったのか」「不透明だった部分を裁判で説明する責任がある」点は同じですね。なぜ黙っているのかな？
やっぱテレビ朝日会長が会長を務める民放連から「インチキ第三者機関」BPO放送倫理検証委員会に任命されてもらった手前、テレ朝に歯向かえない訳ですか？ 曲学阿世の徒とはこういう輩をいうのでは。
またこのときテレビ朝日は問題のプロデューサーの実名を隠蔽し、他のマスコミも報道しませんでした。
また匿名報道！テレ朝悪徳プロデューサーは「加藤秀之」
さいきんまた個人情報保護法見直しに絡んでマスゴミで「匿名社会」批判記事が散見しますが、てめえら他人を批判する前に身内に甘い体質を叩き直すのが先だろ！といいたいですね。 続きを読む
テレ朝、週刊現代を提訴へ 幹部の横領疑惑報道（5/22 産経）
週刊現代などが報じたテレビ朝日幹部の横領疑惑で、テレビ朝日の君和田正夫社長は２２日、「内部調査の結果、事実無根の部分があった。名誉毀損などで早い時期に法的対応を取りたい」と述べた。
同誌は５月２６日号と６月２日号で、元テレビ朝日社員の証言として、幹部の実名を出して制作会社に対する過剰接待の要求や、番組制作費をめぐる横領疑惑などについて報道した。テレビ朝日で社内調査チームを作り、調査を行っているが、記事の中に事実と異なる内容があったという。
実名で疑惑を報じられた幹部は「会社の方針に従いたい。私の意見は控えたい」と述べた。
週刊ポストも別の疑惑を報道してましたが、こちらは提訴しないようです。
テレ朝の「腐敗」告発 ドンドン出てくる理由（5/14 J-CAST）
2007年5月14日発売の週刊ポストと週刊現代は、テレビ朝日の金銭トラブルや過剰接待を巡る「疑惑」をそれぞれ報じた。06年9月には、同局チーフ・プロデューサーが番組制作に絡み不正経理を繰り返し、制作会社側から過剰な接待を受けていたとして懲戒解雇されたばかり。ポストと現代が報じた中身の真偽のほどは分からないが、これだけ「腐敗」告発が続くのはなぜか。
週刊ポスト（5月25日号）が報じたのは「テレビ朝日が社内調査した/『愛のエプロン』消えた4000万円!」というタイトルの特集。女性タレントたちが料理の腕を競う人気番組を巡り、関係者へのギャラ未払いがあると指摘した。テレ朝関係者の話として、下請けの制作会社X社を通して支払われるべきギャラの一部が約2年間未払い状態で、総額4,000万円に上るとした。
「着服、社内でも有名な話」？
テレビ朝日広報部は、J-CASTニュースの取材にも答え、「当社から制作会社に支払われている制作費の中で制作会社が関係先へ毎回支払うべき支払いの一部が滞っていたことが、プロデューサー、チーフプロデューサーのチェックで明らかになった」と一部未払いがあったことは認めている。さらに「制作会社などと協議した結果、すでに支払いを済ませ解決している。チーフプロデューサーら番組スタッフに瑕疵（かし）はありません」と局側には責任がない考えを明らかにしている。
未払いだった金額については「（4,000万円という）数字は違っております」。正確な数字については「数字は違っているとしか申し上げられない」と言っている。
もっとも、ポスト誌は、「たんなる経理ミス?そんなアホな。キックバックはなかったのか」と疑問の声が出ていると指摘している。
ずいぶん身内に甘いんですね。
新聞社や他のテレビ局はこれらの疑惑を全く報道していません。どのテレビ局も同じような腐敗を抱えているからかと疑いたくなるし、新聞社と放送局の系列関係の弊害のひとつといえるでしょう。
そして、問題はテレビ朝日が法的手段をとるといっていることです。
マスコミやジャーナリストや御用学者は「メディアへの高額訴訟は報道を萎縮させる。言論には言論で対抗すべき」とさんざん言ってきたはずです。
そのくせ読売や毎日の社長は頻繁に週刊誌を訴えてきたわけですが。
週刊ダイヤモンド「メディア巨額訴訟」批判記事に欠けているもの
この中で紹介した、日経元社長・常務の高杉良氏らに対する訴訟は日経側が一部勝訴しました。
日経元社長らが小説「乱気流」名誉毀損で勝訴（4/12 livedoor）
高杉良さんの小説「乱気流」で名誉を傷つけられたとし、日本経済新聞社の鶴田卓彦・元社長と島田昌幸・元常務の2人が高杉氏と出版元の講談社を相手取り、出版差し止めと約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は2007年4月11日、名誉棄損を認め、高杉氏と講談社に計約470万円の賠償を命じた。出版差し止めは認めなかった。判決理由は、「乱気流」に登場するのが日本経済新聞社とその社長であると特定するのは読者にとって容易だとした。しかし、「フィクションだ」との断り書きがあり、報道やノンフィクションより損害は小さいと指摘した。4月12日付の日本経済新聞では、鶴田卓彦氏が「名誉棄損を全面的に認めたことは当然で、評価したい」と語り、高杉氏も「一部名誉棄損とされたが、経済小説の本質は理解された」とコメントしている。
なんか高杉氏側も納得しているのが不思議。470万円ぐらい大したことないんでしょうか。
仮に訴えたのが一般企業だったら「言論の自由の妨害だ」と作家やジャーナリストや弁護士や学者が記者会見を開いて抗議しそうなものです。抗議しても新聞が取り上げてくれないからか、大新聞社に楯突くと報復が怖いからでしょうか？
最近ではこんな訴訟もありましたね。
オリコン損賠訴訟：名誉棄損で「取材源」提訴 対象は個人（4/30 毎日）(cache)
音楽ヒットチャートで知られるオリコン（東京都港区）が、月刊誌「サイゾー」の取材に応じたジャーナリスト、烏賀陽（うがや）弘道さん（４４）を相手に名誉棄損で５０００万円の損害賠償を求めた訴訟が波紋を広げている。烏賀陽さんのコメントがチャートの信頼性を傷つけたとする内容だが、掲載内容に最終責任を負う出版社は提訴せず、コメントした個人だけを訴えたためだ。烏賀陽さんや支援者らは「取材源の狙い撃ちは、民事訴訟に名を借りた言論妨害で、恫喝（どうかつ）訴訟だ」と批判している。【横井信洋】
＜続きは追記にて＞
テレビ朝日については、J-CASTの記事にもあるように過去にも着服事件でプロデューサーが解雇されています。このときは週刊文春の記事が端緒でしたが、テレビ朝日は法的措置をとりませんでした。
ちなみに、相撲協会が八百長疑惑報道で週刊現代を提訴したさい、マスコミ御用学者がこんなことを言ってました。
徒然なるままに：相撲協会､八百長報道めぐり提訴へ
｢相撲協会は今まで週刊誌の『八百長報道』にケジメをつけてなかった。今回はトップの横綱が対象だったのと､相撲人気の低下を食い止めたい気持ちが大きかったのでは。
協会は過去の報道で何故法的処置に消極的だったのか､八百長の仲介役とされた力士が東西の支度部屋を往復していた意味､無気力相撲と八百長の違いなど､不透明だった部分を裁判で説明する責任がある」と、服部孝章･立教大教授（メディア法）は話した。
テレ朝も「過去の報道で何故法的処置に消極的だったのか」「不透明だった部分を裁判で説明する責任がある」点は同じですね。なぜ黙っているのかな？
やっぱテレビ朝日会長が会長を務める民放連から「インチキ第三者機関」BPO放送倫理検証委員会に任命されてもらった手前、テレ朝に歯向かえない訳ですか？ 曲学阿世の徒とはこういう輩をいうのでは。
またこのときテレビ朝日は問題のプロデューサーの実名を隠蔽し、他のマスコミも報道しませんでした。
また匿名報道！テレ朝悪徳プロデューサーは「加藤秀之」
さいきんまた個人情報保護法見直しに絡んでマスゴミで「匿名社会」批判記事が散見しますが、てめえら他人を批判する前に身内に甘い体質を叩き直すのが先だろ！といいたいですね。 続きを読む