2008年 07月 24日
針ノ木岳へ(1日目・針ノ木雪渓)


海の日の3連休、山の仲間5人で針ノ木岳へ行った。

メンバー:山リーダーOさん、元舞台女優Aさん、仲良し夫婦U夫妻、私

18日金曜、夜発でOさんの車で出発。前泊は大町山荘だ。古いが暖炉などあり雰囲気のある所だった。
お風呂だけ入り12時には就寝。

翌朝5時半起床。6時には山荘を出発した。
コンビニで朝食とその日の昼食を購入。そのまま扇沢の駐車場へ向かう。
駐車場はもう登山客でいっぱいだ。
うちらとは逆周りの柏原新道の登山口はすっごい人だかり。

うちらは初日雪渓を登るコースだ。こっちの方が辛いせいか、人が少ない。

駐車場から針ノ木の雪渓が見え、もう登っている黒い点が見える。
あれを登るのか!とワクワクする。

扇沢からは樹林帯を進む。わずらわしい虫もいない。
1時間半で大沢小屋に到着する。ここで少し休憩。
ここには、百瀬慎太郎のレリーフがある。行く前に初めて知った人だが、なかなか素敵な歌を残している。
『山を想えば人恋し、人を想えば山恋し』
うん、何かわかるよ。



大沢小屋でお水をもらう。ついでにこれから登る針ノ木岳の山バッジも購入したw
大沢小屋のお兄さんが20gくらい重くなっちゃうけどいいの?ってww
なかなか面白い人だった。

小屋を後にしてしばらく歩くと、いきなり雪渓が現れる!
うわ~!すごい大きい!!
樹林帯歩きは後半暑かったので、雪がとても涼しげに見える。

雪渓の横の岩場でスパッツとアイゼンを装着し、いざ雪の上へ。
ちょっと慣れるまで歩きづらい。柔らかめの雪がズリズリ滑る。
今年塔ノ岳で初アイゼンをしてから2回目だ。



慣れてくると、ガツガツ行ける様になった。足は逆ハの字にして不恰好だけど蟹股で。
前の人の足型の上を歩くとかなり楽ちん。

それにしても、雪渓の上は温度がだいぶ違う。足元から冷気が上がってくる。
でもたまーに、山の上から生ぬるい風が吹いてきて、そのギャップが不思議!!

足に踏ん張りが効かないから、別の筋肉を使ってる感じ。これは筋肉痛になりそうだー。(でもならなかったけどねw)

あー、すごい角度で上がってるよ。だからどんどん周りの山の景色も変わってくる。
雪の白と、山の緑と、空の青がすっごく綺麗だ。
元舞台女優Aさんは「雪渓楽しい~~♪」と喜んでいる。



途中雪渓の上でランチ。座れないのでバックパックの上に座る。
おやつのチョコがドロドロに溶けていたけど、雪に埋めといたら固まった!
さすが、雪!w

歩きを再開し、雪渓の一番細い危険箇所を過ぎ、最後の急登を頑張って登りきった!

そして針ノ木小屋到着!下を覗き込むと結構な角度だ!

上がったすぐのところで小屋のお兄さんが屋台を出していた。
お~~ビール~~!!飲みてぇ~~!!
だけど、『生ビール¥1,000』高いよっ!!買えるかっ!!

小屋にバックパックを預けて軽装で蓮華岳へ。


コマクサが上に行くほど咲いていた。ちょうど見頃。他のお花もたくさん咲いていた。
奥穂高、槍ヶ岳、バッチリ見えるよ。すごーい!
南アルプスは雲が邪魔して見えなかった。

小屋に戻り、今晩の寝床へ移動。
小屋泊まりは人生3度目だ。(富士山、蛭ヶ岳は2年前)1年前はテントかビヴィばっかになったし。
この3連休天気も良いから、小屋は大賑わい。

一枚の布団に2人で寝る。Aさんと一緒だけど、私のもう隣には、ちょっとボケてそうなおじいさんが。。w 心配だなぁー

夕飯は5時半にいただく。鯖の味噌煮、コロッケ、煮物、ご飯・味噌汁お代わり自由。
おいしい~~♪ご飯は全員がお代わりしてた。

その後、1人外に出て夕焼けを楽しむ。うろこ雲や、すじ雲がうっすら赤くなってきてとても綺麗。



寝床へ戻る。部屋の中は人多すぎだからかすっごく暑い。1枚1枚脱いでいき、結局は半袖。ズボン・裸足で寝た。
耳栓持って行ったのにつけるの忘れて、イビキとか気になって、寝たような寝てないよぅな。。
意識がずっとあったような。。


:::::2日目へつづく:::::


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by long_yellow_road | 2008-07-24 23:28 | | Trackback | Comments(0)
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