韓国ユネスコ江原道協会の青少年訪問団が3日、三次市君田町のこぶしの森体験の館を訪れ、ヤマメのつかみ捕りなどを体験した。11―18歳の児童、生徒計15人が参加。神野瀬川に入り、網で囲った中に放されたヤマメを歓声を上げながら捕まえていた。
訪問団は、6日間の日程で7月31日に来日。これまでに原爆資料館や宮島を見学した。高校2年イ・ソンイさん(17)は「日本の人は静かに話すのが印象的。魚は3匹捕れて面白かった」と喜んでいた。
広島青少年文化センター(府中町)の交流事業の一環。歴史教科書や竹島(韓国名・独島(トクト))をめぐる問題が表面化する中、江原道の青少年の受け入れは1970年から途切れずに続いている。
【写真説明】神野瀬川でヤマメを追いかける韓国の子どもたち
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