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「韓国語は英語より優れている」

ハルバート博士の報告書「The Korean Language」公開

 高宗の密使として活躍し、大韓帝国の国権回復のため活動したホーマー・ハルバート博士(1863‐1949)。彼の「ハングルへの愛」を示す貴重な資料が、3日に公開された。

 ハルバート博士記念事業会は同日、「The Korean Language」と題された文書を公開した。これは、米国スミソニアン協会が1903年に出した年例報告書にハルバート博士が寄稿したもの。

 この文書の中でハルバート博士は、ハングルの独創性と科学性、簡便性などを紹介し、「ハングルは大衆の言語媒体として英語よりも優秀だ」と記した。この文書は、記念事業会のキム・ドンジン会長(58)が2006年9月に米国の古書専門仲介業者を通じ購入したものだ。

 ハルバート博士は1886年に韓国を訪れた後、西洋式教育機関「育英公院」の教師に任じられた。ハルバート博士は1905年の乙巳条約(第2次日韓協約)の後、高宗の密使として米国大統領や国務長官と面談しようとしたものの失敗、1907年にはハーグ万国平和会議への密使派遣を高宗に建議した。

キム・ソンモ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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