2008年08月

2008年08月05日

人の振り見て…

去る2005年10月某日相方の高校時代のオトモダチとやらの結婚式に何故か私も行くことになった。
本来なら参加するべくもない間柄(何せ面識すらない)なのだが、神戸での挙式に際し行き帰りが一人では退屈だと相方が駄々を捏ねたために連行が決定した。
実は、私も相方も他人の結婚式へ出るのはこれが初めてだった。
服を始め色々と準備をし、祝いを包み、宿泊での参加になるため行程を考え……、相方共々随分と散財をした。

オトモダチは相方の高校の同窓で、今回嫁になる相手も同じく同窓。どうやら、同級生だった時代があった2人は、見合いで再開し結婚に至ったらしい。
国が崩壊しない限り潰れないお上の銀行に勤める元同級生は次男坊。彼女の安定志向のお眼鏡には輝いて見えたに違いない。トンボのメガネは¥¥メガネ〜♪

尤も、かく言う私も他人のことは言えないんだが。
何せ相方の人間性や社会適合性を鑑みるにつけ、他の点で高ポイントを叩いて貰わない限り、ダメな子のレッテルを貼らざるを得ない。結局、総合ではボチボチなラインに落ち着いていると思しき相方だが、私の中で格段にポイントを叩いているのが生涯獲得予想賃金なのだ。笑
見方によっては、愛より金か?と言われそうだが、決してそうではない。
大好きなこの人と一緒に居られるならば、お金なんて要らないわ。とおっしゃるお嬢さんもなかにはいらっしゃるかもしれないが、私にはかなり高確率で離婚へとまっしぐらの道を辿っているとしか思えない。
金で幸せにはなれない。それは確かにそうだろう。しかし、金がなくては絶対に幸福になどなれはしないと思う。
そこから考えると、この点は外せない。が、中庸を得たい訳ではないので、安定的なだけでは面白くない。実際のところ、相方は乱高下が激しく、見込み値含みでの評価となっており、将来に期待だ。

因みにこの生涯獲得予想賃金が私の中で占める割合にについて相方は知っている。
この位打算的な方が、良いそうだ。

自分の人生を相手に一点総Betする心意気で、尻を叩いて乗り切らねばなるまい。
男選びはギャンブルだ!

さて、話が逸れたが、相方オトモダチの結婚式及びその後の対応について、憤懣やるかたない思いを述べたいと思う。
ある種の反面教師となってくれたので、同じ轍は踏まないように気をつけなければならない。

当日、式・披露宴共に(数えたわけではないので正確ではないが)80名程度で実施されたものだと思われる。うちの5倍規模。大所帯だ。
だが、大所帯になればなるほど、小回りも利かず、アナウンスも浸透しづらいものだということを、彼らは失念していたのだろう。
挙式が終わってから披露宴まで、微妙な空き時間は確実にダレた雰囲気だった。
披露宴会場の側にウエルカムドリンクは用意されていたが、その場への誘導がなかったため、人影もまばら。
それ以前に、呼ばれた時間に会場に到着したが、とにかく何かと分かり辛く、これまた式開始までこれという居場所もなかったのが痛い。

漸く始まった披露宴にしても特筆すべき点もないまま終了。余興も冴えず、何というか昔ながらの披露宴といった様相を呈していた。
料理は及第点には遠く、引出物も一言で言うとお粗末だった。
しかも、引出物は私と相方で1つ。いやぁ、他のカップルで来ていた人達には1つずつ行き渡っているようなんだけど・・・。おまけにブーケプルズには参加すらさせてもらえなかった。私独身ですけど?
別に引出物やブーケが欲しいわけではない。何というか、わざわざ遠方から来ている人間に対してそれか?という気持ちが残るのだ。
勿論、呼ばれもしない人間を一緒に連れて行くと言った相方も相方だが、オトモダチにはその条件を拒否し相方の出席を断ることも出来た。現に相方自体その選択肢を提示していたにも関わらず、私もセットでということを呑んだのは当のオトモダチ本人なのである。呑んだからには、それなりの処遇を期待するのが普通ではなかろうか。
そもそも、ホテルの部屋は用意されていたが、お車代なしな上に、車で来ているのをいいことに、翌日の新婚旅行出発の空港まで送って行けとはどういう了見なんだ?

1つ1つの事象は瑣末なことなのかもしれないが、自分たちが相手に払わせている労力に見合うことをリターン出来ているか?と少しは考えて欲しかった。
同郷なのだから、感覚は近しいハズだと思っていたが、違った。

価値観の違う人間との付き合いは難しいとつくづく考えさせられた。
その後も私は、相方のオトモダチということを含んで、仲良くしようと努力したが無理だった。何回かお宅にも訪問する機会があったが、その度に相方共々不満を抱えることになる。
彼らとの関係は、相方が彼らを見限ったところで、既に幕が下りているのだが、このようなことで自分達の評価を下げるのは実に怖いものだなぁ、と思う。誰も本人に対しては言わずに、疎遠になっていく。
きっと、彼らは社宅内のコミュニティで人間関係を形成していくのだろう。

人間関係、どんなに表面が仲良く見えても、一枚めくればどうかは分からない。
自分の振る舞いが、相方にまで影響を及ぼす位置に日々近づいている。

長男の嫁ってどうすりゃいいのよ?

reichinparadise at 00:00|Permalinkこの記事をクリップ!

2008年08月01日

大文字来年持越し

京鐘の順子さんから電話が掛かってきた。
なんでも大文字のホテルが取れなかったから、来年に繰り越して欲しいとのこと。
ホテルオークラの常務にお願いして下さったそうだが、こんな時期に探しても無理な相談で今ならまだ来年の大文字ならどうにか出来ると言われたそうだ。
「大文字は3流どころまで一杯になってしまうらしくて来てもろても反って失礼になったら申し訳ないので、是非来年に」と順子さん談。

京都在住の順子さんがホテルの埋まり具合をなめていたのは致し方ないと思う。
いや、むしろ私も大文字にそんなに集客力があるとは微塵も思っていなかった。
順子さんの言うオークラの常務の話だと、大文字に来る皆さんは来年の予約をされて帰られるそうだ。
へー、京都ってそんなに人気あるんだぁ〜〜。
祇園祭は日帰りで来る人も多いけど、大文字はそうはいかないから厳しいらしい。

でも、そこまで尽力してもらったのは素直に嬉しいですな。ありがたや。
実際、今からでも実は来年の大文字の日程でホテルを押さえるのは難しいという。そこを捻じ込んでくれるそうだ。常務は副総支配人なんだとか。
怖いな、京都の人間関係って。やっぱり未だに顔とコネで全てが回ってんだろうな。

さて、結婚準備は停滞期である。
この前のミラコスタでの打合せ以降、することがない。むしろ、何すればいいの?という感じ。
こんな中怠れ期間があるとは思ってなかったな。フェイントだ。

今後決めることは、招待者リスト・料理・進行・引出物くらいだと推測されるが、ホテル側に頼むことが殆どなので、次回(9月半ば)打合せにならないと話が進まない。
招待者は相方の仕事の人間関係が流動的なため、8月末まで決まらないだろうし、私は基本的にに人選にはノータッチ。リスト決定後の招待状の封筒の印刷まで、この件に関しては出番がない。
その他、エステとネイルは現在考慮中。店がありすぎて選べない状態に陥っている。ホテルの美容室で頼むのも悪くはないのだが、通うのが少し面倒なのが難点だ。

世のプレ花嫁ちゃんたちのように、あれこれ手作りしてみれば時間も潰れるんだろうが、何せあまり器用ではないので、プロに任せた方が安心というものだろう。
衣装が決まったら中休みがあるなどとは、侮りがたし結婚式。

とは言うものの、ドレス恐怖の採寸がおそらく8月(日程未定)には待ち構えている。
継続が出来ない性分で、ダイエットも準備と同じく停滞気味。
夏なのに……。
いや、夏だから、アイスとか食べちゃうんだよな。暑すぎだ、毎日。

reichinparadise at 00:00|Permalinkこの記事をクリップ!