2008年05月

2008年05月23日

京鐘第二回打合せ

先日、Hさんから2回目の打合せの日程について電話がきた。
Mっちのスケジュールの都合で、金曜になってしまうが23日はどうだろう?今月中だとその日程しかない、と言う。出来れば来月になってもいいので土日でスケジューリングして欲しいとお願いしたが、実は23日社長も来るんです、社長も是非お会いしたいと言っているので何とかひとつ・・・と言われたと、相方に確認すると、23日でもOKとなり、今日の会合(笑)開催決定。

11:00〜の約束だったが、やっぱり早めに着いてしまった。
着いて早々に社長の辻順子さん登場(HPにも名前出てるし実名で良いハズ)。小柄ながらもパワフルなオバサマだった。普段は京都にいるんだろうけど、今日は何しに来たのかな?

元々、京鐘さんの母体は老舗の呉服屋さんで、その婚礼部門として「京鐘」を設立したらしい。で、その旗を揚げたのが辻社長。
この話を聞いた時、私はてっきり呉服屋の娘だと思っていたが、後でHさんから聞いたところによると、お嫁さんなんだそうだ。
へぇ〜、嫁でそんだけ頑張るなんて、凄いなぁ。
私、自分だったら絶対無理。せいぜい娘を産んでその娘を焚き付けるくらいの事しか出来ないな、きっと。姑だってその頃には弱ってるだろうし、同じ事をしようとしても、嫁は駄目でも十中八九孫ならOKだ。爺婆は孫には甘い。
老舗の女将さん(つまり姑)なんて絶対煩い。想像でしかないけど、嫁のする事なす事気に入らないハズ。自分に粛々と従う従順な嫁でもきっと、重箱の端を楊枝で突き出すのに、新事業を立ち上げるなんて恐ろしくてちょっと想像するのも怖い。
頑張り屋さんだなぁ、順子さん(辻さんだと味気ないので下の名前にしてみた)。

そうこうしているうちにMっちがやって来た。Tシャツにジャケットと今日も軽装。
順子さんとMっちの付合いはもう20年になるそうだ。だとすると、前回の私の思ったMっちの年齢はどう考えてもオカシイ。実は50近いんですか、あーなーたー!?
全然そんな風には見えないなあ。羨ましい。
今回はそろそろ具体的に話を進めないといけないという危機感からか、初っ端から服の話ONLY。

順子さんが生地用にと渾身の帯を2本持ってきてくれたので、先ずはそれを見せてもらう。
実に、素晴らしい。切るよりむしろ、ああこのまま帯にして欲しいくらいだす。
うーん、でも、今回のコンセプトにはちょっと色味が地味かも?
ということで、次回以降用にキープしてもらうことに。

次は、JAPANの新作(多分)を3点。
Mっちの話によると、今回用に刺繍のレベル確認の為に新たに作ってくれたそうだ。
デジカメを忘れたのを悔しがっていると、Hさんが他のお姉さんに指示してお店のカメラ撮ってくれた。(帰りにプリントアウトしたものもくれた。ありがとうHさん)
いやー、どれも大変素敵でした。
特に、ビーズ細工の帯あしらいの赤いドレスが技巧としては秀逸だったかな、いやいや、薄いオーガンジーのような生地に細かい刺繍が施されているのも捨てがたい。
と、まぁ、全部良い感じなのだ。

前回伝えていたこちらからの要望は、今回は披露宴に着るけど後々ディナーに行けるようなドレスとスーツにして欲しい。ドレスの裾は短め(引き摺らない)か、リフォームがかけられるような感じで。と、こんな具合だったのだが、蓋を開けてみると、Mっちの意見はこれを見事に覆していた。

そういうふうに作っちゃうと、どっちつかずになっちゃってイマイチだから、今回は披露宴用のゴージャスなドレスにしましょう!結婚式の記念に持っててもらいたい衣装だから。

あ・・・、はい。
いやー、先生がそうおっしゃるのなら、ええ、それで。

取り付く島などこれっぽっちもありませんでしたとも。
Mっちったら、ホントに情熱的だわ。
デザインはコルセット仕様に決定。色は赤系。小物も靴も揃えてトータルで作ってくれて、ヘアスタイルも合わせて考えてくれるそうだ。世の小物やヘアで悩んでる花嫁さんには悪いけど、何も考えなくて良いなんて楽チン♪
しかし・・・・

頑張って採寸までに痩せましょうね。

アルカイックスマイルでにっこり。こ、こわいんですけど・・・・。
どうやって痩せたらいいのか見当もつきません。どれだけ痩せたら、及第点がもらえるんでしょうかぁぁぁぁ。
いーやぁーーーー。

その後、相方の衣装デザインの話に移っていくのだが、殆ど耳に入ってこなかった。
覚えているのは、フツーのデザインでは面白くないので、ビーズつけてキラキラにしたフロック風なダブルすることが決まった事くらい。ナポレオンみたいなやつ?って私の印象だったけど、今調べたら、ナポレオンさんそんな服着てないし。ああ、駄目だ、わからない。

こんな会話が繰り広げられる中、私の背後のテーブルでは'09年度新入社員の東京面接が実施されていた。
いいんすか?部外者いますよ?
まだ学生さんだよね、ピチピチして初々しいなぁ。と思ったは思った。
が、個人的な意見になるが、今回幾つか結婚式絡みの店を回ってみて、1つ思ったことがある。それは、結婚式に関して接客するなら、自分も絶対結婚式を経験しているべき。
結婚式と一纏めに言っても、それはもう数限りないケースが挙げる組の数だけある訳だが、自分の経験があるとなしでは、言葉に重みが違う。同時にプレ嫁の気持ちの理解度が、それこそ雲泥の差。
女って同調してもらいたい生き物だと思う。あー、わかるわかる。と、こう言ってもらいたい。だから、経験が必要なんだと思う。
上滑りのセールスされてもねぇ、響かないっていうか、反発したくなるっていうか。それは私がひねくれてるだけだから?

何にしても、次回採寸であることは決定した。
日程連絡の電話に怯える日々の、はじまりはじまり。


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2008年05月16日

ホテル予約

今日、相方が式にやって来る親達の為にホテルの予約をするべく電話にへばり付いた。
ホテルの予約は6ヶ月前の同日から。ということで、今日がその日。

だが、どうなんだ?ミリアルリゾートホテルズ。
当然のことながら電話は繋がらない。
そしてまず連泊を取ることに文句を言う。は?いちいち1泊ずつ部屋変われってのか?ホテル業勘違いしてないか?
そしてサローネ経由で部屋を手配出来るが、その場合、宿泊予約特典(ランドの中のレストラン予約)がつかないとサローネでは説明された。しかし、電話口に出た人間は、宿泊の予約さえあれば出来ると言う。話が食い違う。同一基準で話ししろよ。クレーマーになるぞ!?
結局、押さえたい部屋は埋まっていて、空いている部屋を取り敢えず渋々押さえたが、正直、ミラコスタに対する苛立ちは結構なものになっている。
キャンセルも真剣に考えた。
ホスピタリティってお前らにはないのか?ミリアルリゾートホテルズ。

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2008年05月11日

ミラコスタフィッティングデイ

ミラコスタから案内が来た。5月11日に衣装の大試着会をやるから、来たけりゃ4月の5日に電話して予約を取れ、とまぁそんな紙が封筒に入ってた。(勿論こんな書き口じゃないけど、予約の時の「ん〜?」な気持ちや、当日の後味の悪さでこんな気分)
でも、案内を見たときは、一応ドレス2着共決めちゃったけどやっぱ会場のも着たいな、と思いカレンダーに大きく印を付けるほど乗り気だった。

そして4月5日。予約開始は10:00〜。
勿論、10:00に掛け始めましたとも。あまりの繋がらなさに辟易しつつ、掛け続けること1時間。ピアのチケット取りじゃないんだからさ電話掛かってくるの分かってんだから回線増やすなり何なりしとけミラコスタ!、と思いつつ時間が経つにつれフィッティングデイに対するテンションもトーンダウン。
こんだけ電話掛けてくる人間が居るわけだから、当日は目も当てられない感じなんじゃないの?みたいな。
衣装室で別に予約取ろうかな…と考えつつ、文句の1つも言いたくて、発信発信。
オペレーターのお姉さんと話せたのは、時計の針が11:10を指した頃。
1時間以上も電話口にへばり付かないと予約も取れない、それだけの価値はフィッティングデイにはあるの?と聞くと、普段の衣装室より沢山の衣装を用意しておりますので…、だそうだ。
既にげんなりしてるところにそんな感じの受け答え…。もうちょっとしっかりしてよミリアルリゾートホテルズ。
折角電話も繋がったことなので、一応15:00〜の予約を入れた。

と言う訳で、今日。
引出物のカタログが欲しかったので、事前にサローネに電話をしておいた。高島屋がどうやら提携しているらしい。そのカタログを受け取り、まだ予約の時間には早かったのでロビーでぴらぴら捲る。
鰹節入れとくべきかなぁ?と聞いても相方は生返事。いやいや、拘りあるのはあんたんちの方ですから!
引出物って普通どれくらいのものを包むんだかよく分からないが、重くて大きい事が重要なのはもう昔の話なのか?地域色が随分あるらしいが、どうするべきなんだかなぁ。と頭を悩ませていると、そこら辺りに同じく試着にやって来た風なカップルやら親子連れやらが目立つ。
他人の家庭事情が垣間見えるようで面白い。ぎこちなく会話する婿と嫁母や、やたら盛り上がっているカップルや、所在なさげな嫁父など。うちにはない要素ばっかりだな。

今回、こういう会場での試着は初めてだ。
某けらさんのマンガにあるように、でっかい会場を衝立で仕切ってるような仕上がりなんだろうか。と思いつつ受付へ。若めのお姉さんが担当として付いてくれた。
どうやらテイスティングデイ(試食会)も同日開催らしく、そちらも見た目は盛況そうだった。そのうちまた案内くるんだろうけど。
まずは新婦様の御衣装から、と言われ、衣装が吊られた部屋に連れて行かれた。

が、

え?こんだけ?

と、言うのが最初の感想。

確かに枚数はそこそこぶら下がっている。しかし、同じドレスの号数違いが何枚もあるため、種類自体はそう多くないように思う。
街のドレスショップの方がよっぽど、あれもこれもと目移りしてしまうだろう。
ディズニーのドレスを着たいが故にディズニーのホテルで式を挙げる、というカップルも多いそうだ。
うーん、そのドレスがこれですか……。

どうせなら、もっとキャラクターを前面に押し出せば良いのになぁ、と思う。
ミッキー&ミニーや、ドナルド&デイジー、スティッチ&エンジェルが入っているドレスなんかどうだろう?ウエディングドレスだって、金糸や銀糸で刺繍してあれば違和感もないハズ。カラードレスなら言うまでもない。シンデレラやベルやアリエルのイメージドレス(←あくまでイメージ)なんかじゃなくて、そういうポップなのがあっても良いんじゃない?
そういうのなら、私も着たいと思うと思うけど。

で、お姉さんに勧められるまま、白を3着とカラーを2着選び、お着替えの為に大宴会場へ移動する。
ああ、実際に目にするとこんな感じなのか、と苦笑する。
縦長の宴会場を縦に3つに区切ってある。
まず、新郎や家族や付添いの人間が待つ椅子エリア。
次いで着替えたプレ花嫁達が登場してくるお立ち台エリア。
最後は、片面鏡の衝立がずらっと並び、後ろに回ると小部屋に区切られたお着替え小屋約12室。
て言うか、着替えて出てきたら、そこに居る皆の晒し者になるってこと?
更にテンション急降下なのは言うまでもない。今まで、ショップに行っても比較的空いていたため他の組とブッキングすることは殆どなかった。そのせいか、赤の他人に見られることに抵抗感が大きかったのだ。

ここまで来てしまっては仕方がないと諦め、お着替え小屋で白の1着目に着替える。
着てみたけど、もう脱ぎたい。似合わないっすよ、を繰り返すこと3回。漸くカラーに。
デブなせいか、白(膨張色)一色だけのドレスは基本的に似合わないのだ。色が入ってないと、どうも駄目らしい。(私の頼む予定のウエディングドレスは金糸で大きく鶴の刺繍が入っているし、首回り・ウエストラインともに金色の生地でデザインされている)
ドレスはハンガーに吊られている状態だと、デザインも分かり辛く、カーテンのように見える。つまり、中に体を入れて着てみないことにはイメージが掴みづらいものらしく、こんなにも似合わない私のウエディングドレス姿も周囲に居た赤の他人達には好評だったようだ。(彼らは勿論、着ている私を見ている訳ではない。私の着ているドレスだけを見ているのだ。そうは言っても、この似合わなさっぷり。穴があったら入りたい気持ちとはこのことだと思う。相方も一応写真は記録として撮るものの、随分ダレた御様子)
カラードレスは青と緑を着てみた。
まぁまぁかな、とは思うが、これでこの値段って高くないですか!?

ドレスのレンタル料金がイマイチ解せない。だから、作ることに落ち着いたわけだ。
私の場合、当然作った方が高い。でも、たかが数時間着るために何十万も払うのか?と言われたら、いやーそれはちょっと…、となる。結局白もカラーも同じ程度のものをレンタルする倍程度は払うことになるだろう。カラーなんか、値段よくわかんないし。笑。
しかし、物は手元に残る。この差は私には大きい。
某ショップのお姉さんの話から察するに、店にもよるだろうが、2回レンタルに出せば大体原価償却終了なんだそうだ。その後は店の利益でしょ?
結婚式関連の費用って全部が全部御祝儀価格だから、適正な値段がわからない。
試着1つ取ってみても、来る客全部が契約してくれる訳もなし、その分の人件費やら何やらを契約分に乗せないことには、やってけないのはわかるんだけど。

そういう具合で、私の試着はダラダラと終了。
いいのがあったら、購入分とは別にホテルで借り足してもいいかな、位に思っていたが、その案は泡と消えた。
続いて、御新郎様の御衣装ですね、とお姉さんは元気だ。
げんなりした空気あんまり伝わってないみたいでよかったよ。……むしろ、気付かないフリなのかも知れないが。

花嫁の衣装代が上がると花婿の衣装代がその分下がる。と言うのはよく聞く話。
それと同じく、花嫁は飽くなき探究心で試着を繰り返すが、花婿には素早い決断を要求する。などなど。
その世情を反映してか、男性用のお部屋は随分とこじんまりとしていた。
相方のサイズ自体、そう揃っているとも思えない。
案の定、入るものを2つ3つ試してみたが、似合うと言える物にすらお目にかかれなかった。

二人共の試着が済んで、商談場へ御案内。
多分、9割以上の人が仮予約の1つもして帰るんだろう。
着たいドレスの予約が埋まってしまうかもしれないと、試着の間中さんざん吹き込まれたのだから。
私も相方も、会場の雰囲気や周りの他の来場者にいい加減うんざりしていたので、仮予約を断固固辞し、早々に席を立った。
テーブルに案内するのはいいが、お茶の1杯も出さないのはおかしくないか?着替えは体力を消耗するんだぞ。

サービスが行き届いているという噂のあるディズニー系のホテル。
でも、働いてる人は準ワーキングプア層なんでしょ?
一世一代の晴れ舞台に金を払う顧客ニーズを汲み取るのは難しいんじゃないの?
こんなんで大丈夫なのかなぁ、と不安を募らせずには居られない、今日の1日。

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2008年05月09日

長男に引き続き次男も…

今日、相方パパから相方に電話があったそうだ。

え?
次男が結婚!?

相方は2人兄弟の長男で、年子の弟が1人。
弟君に私は会ったことがないが、長男次男は随分風体も気質も違うらしい。
秘密主義者で陰険(相方談)ってトコは私からすれば似てるようにも思うんだが。

さて、彼女の存在までひた隠しに隠していた弟君も、長男同様正月に帰ったときに針の筵に座らされたらしいが、そんな攻撃に屈することもなく、相手も居ないんだし仕方ないでしょ的に帰っていったという。
なので、パパママも次男については半ば諦めて居た様だ。今回は、長男が片付いたことで良しとするか位に思っていたに違いない。
しかーし、一昨日突然次男が彼女を連れて帰ってきたと言う。

結婚するから。
嫁の実家の北海道にももう行って来た、5月に顔合わせの食事会でもして式はしないことにした。

きっとパパもママも豆鉄砲食らったような顔してたんだろうな。見てみたかった。
惜しい物を見逃したなー。

相方がパパから聞かされたところによると、職場恋愛でもうかれこれ7年近くになるとかならないとか。
その間も、汚れ物を洗濯してもらうために実家に帰り、仕事が忙しくなったら宅急便で送っていたその行為はカモフラージュだったのか?
相手が居ないということをパパママも疑っていなかったらしい。

この兄弟はお互いの連絡先は勿論、所在も知らないほどの無関心さで、ここ8年以上声も聞いてないという。
兄弟姉妹の居ない一人っ子の私には、どういう立ち位置が正常なのかよく分からないが、フツー電話番号くらい知ってるもんじゃないのか?
今回の騒動(?)で、次男が京都から東京に転勤になっていることも発覚(ていうか、相方が知らなかっただけ)。どうやら同棲もしているらしい。

でも、東京開催という食事会の予定は全く決まっていないようだ。
5月ってあと3週間しかないじゃん。今決まってないって、ちょっとオイオイだよね。どうなるんだかなぁ。
そうは言っても、私は関係ないから良いんだけど。(目下事実関係上他人な私は、不参加なので。でも11月に籍の入ってる弟嫁は、うちの式にはやって来る)

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