2008年04月

2008年04月24日

ゼクシィ座談会

雨の中、東京駅へやってきた。
ゼクシィから送られてきた、座談会やるので参加者募集!というお知らせに食いついてみたら、どういう訳か、参加する運びになってしまった。
大抵、選考で落とされるかと思っていたんだが、応募者そんなに少なかったのかな?

八重洲のリクルートビル。
でっかいな、綺麗だな、さすが金持ってんなリクルート。
1F総合受付で入館証を貰い、エレベーターで上がると、これまた受付。
人件費も掛け放題だな、やっぱリクルート。

さて、会議室風な部屋に通された。が、なんだ?壁一面に過去1年分と思しき電車中吊り広告が貼り付けられ、置かれた長机の上にはこれまた過去約1年分のゼクシィ(雑誌)表紙。
花嫁座談会と銘打ってある以上、今の準備進行具合やこだわりなんかを聞き取る会かと思っていたんだけど、どうも違うのかい?
だから重い思いをしてまで、ミラコスタの資料持ってきたんですけどね〜。

花嫁準備中の参加者が6名、進行係の編集者が2人。予定の19:00より少し遅れて始まった。
軽くみんなで自己紹介をして、今日集まりの目的を聞かされる。

『中吊りと表紙について皆さん意見を聞かせて下さい。』

えーーーっ。まじっすか?
そんなん、カラーコピーを送ってきてアンケート回答の方が早くね?
それを聞く為に、1人頭8000円も支払うのか、リクルート。金持ってんな。

聞かれた事を簡単に纏めると、
?結婚が決まったときに買いたいと思う特集が載っているもの(中吊り・表紙)はどれか?またその特集記事見出しはどれか?
?今買いたいと思う特集が載っているもの(中吊り・表紙)はどれか?またその特集記事見出しはどれか?
?好きな(中吊り・表紙)はどれか?逆に嫌いな(中吊り・表紙)はどれか?
?ゼクシィらしいと思う(中吊り・表紙)はどれか?逆にゼクシィらしくないと思う(中吊り・表紙)はどれか?
と言った具合。

どうなの?そういうの聞いてどうするの?
てか、そもそも記事に惹かれてゼクシィ買ったことなんか1回たりともないんですけど。
資料請求したいからゼクシィ買うんだもん。役に立たない薄っぺらな記事読みたいわけじゃないもん。

最後に次号中吊りについて意見を求められた。
どうも15周年記念号らしく、箔押し特色と気合が入っている。
ま、いんじゃないかな。それだけドピンクだったら、車内でも目立つと思うし。

と、まぁ、こんな感じで1時間半。座談会閉会。
何ともフラストレーション溜まりまくりなお時間でした。ちゃんちゃん。

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2008年04月10日

相方試着初体験

雨が降っている。
表参道駅から歩くこと10分少々。今日は「カー●メンズフォーマル」さん。店名の通り、メンズ専門店だ。(何故伏字なかは、追々わかって頂けるかと)
サイズ揃えの都合で、表参道。これまた滅多にやってこない地域である。
京鐘さんで相方の衣装もお願いしている訳だが、ここは一つお色直しも検討する方向でやって来た。…と言うより、本当のところは、普段使いのテーラーさんをこの機に探そうという魂胆があった。

日本において、ドレスコードとは何ぞや?という問いに、実地をもって明確・的確に答えられる人割合は如何程なものか。
先般、仕事上とある都合で相方と2人でアメリカへ行く機会があった。
ドレスコードという観点からは、同行者、ほぼ皆落第点であったように思う。尤も、参加者の意識からして、ドレスコード云々以前の問題だった。何せ、参加者40数名のうち、女は私たった一人きりだったのだから。
欧米レディーファースト文化の真っ只中へ行くというのに、ムサイ中年男ばかりがゾロゾロと。あまり声高には言えないが、飲食業界人間が米国風土視察というお題目を掲げて行くにも拘らず、である。
ファインダイニングとファーストフードについて、などと語られても、おいおいお前ら自体わかってないし出来てないじゃん、と突っ込むしかない体たらくだった。
ドレスアップして行くような店に、男ばっかでどの面下げてお前ら行くわけ?奇異な目で見られる事請け合いですから!
事前説明でツアーのスケジューラーが、そういう店を予約しているという情報を得ていたのに、どうしてタイ一本、チーフ一枚も持ってこないんだ!?なんで、男を1人下げて女と入れ替えない!?どうも理解不能な旅だった。
さて、ドレスコードに沿うべく、手持ち服では足り苦しかったため、渡米に向けて買い足したのだが、まず買おうにも店探しから手間取った。店自体が少ないのだ。
そりゃ、そーだ。普通に生活してたら、ドレスちっくな服を着る機会なんて、結婚式にお呼ばれした時くらいしかないんだし。そうは言っても、女物はまだデパートなんかを巡ればどうにかなる。問題は、ドレススーツである。
つまり男物。

ビジネススーツ、どれも私には一緒に見える。そりゃ、シングルとダブルがあるのは分かる。でも劇的なデザイン性もなけりゃ、要は仕立の良し悪しと生地の違いだけでしょ?スーツ萌えなお姉さん達や、スーツに拘りを持っているお兄さん達には悪いけど、華が足りないっていうか。。。
フツーのスーツ=くたびれたサラリーマン、てこんな印象。
中には小洒落た風に着ている人もいる。でも、そんなに気合入れてどーすんの?とか思ってしまう。日本通勤事情が悪すぎるかもしれないけどね。どんなに良い格好してても、押し潰されて電車の窓に張り付く破目に陥ったり、痴漢呼ばわりされないように必死で両手を上げてたり。

勿論、相方も普段はヘロヘロ安物の首吊りスーツ着てますとも。良い服着て、わざわざ皺皺にされる通勤電車には乗りたくはないらしい。
ま、その気持ちわからないでもないよ。

ちょっと話が逸れたが、相方当日お衣装選びでの表参道。
・・・スイマセン、店、一体ドコデスカ?
住所的にこ辺り、というところをうろついても分からない。仕方なく、お店に電話。
え?ここから入るの?ってなゴタゴタを経て、店内へ。

結局、「駄目だこりゃ」と店を退散したのが、訪問から約1時間後。こんなに不毛な思いをした店は初めてだった。
まず第一に、融通が利かないこと。このデザインだと、この生地かこの生地しか駄目です。とか、今そう言った生地でさえ、在庫がないから駄目です、だとか。
そして、売る気が全く感じられないこと。付いてくれたお姉さんは新人さんなんだかなんだか知らないけど、まるで自信なさげだし、勧めないし、誉めないし。
それより何より、接客態度がまるでなってないこと。電話してもなかなか出ないし、漸く出たと思ったら、なんとも言えない対応だし。(顧客満足度から行くと0点!)お姉さんが何やら困っている雰囲気を醸し出してるのに、隣に座ってる店長らしきオヤジはスルーだし。そもそも、私と相方に一言の挨拶もなかった。客商売だろ?
多分、私と相方は一般的なお客のタイプじゃないんだろうけど、それにしてもさぁ、もうちょっとなんかあるんじゃないの?

と、そんなこんなで、テーラー発掘計画は頓挫。
しかし、あの店よくあんなんで商売やってられるよなぁ。
日本ブライダル業界って不思議。。。。

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