2008年03月

2008年03月29日

京鐘第一回打合せ

予約は12:00だったが、少し早く11:45頃に到着。
今日はデザイナーさんと初めて打合せである。
前回は東銀座から来た道を、今回は有楽町から相方とてくてく。
お出迎えは前回同様のお姉さん(以下Hさん)

さて、12時をちょっと回った辺りで先生(以下Mっち)ご登場。
想像していたのは、50代くらいの女の人だった。しかし、現れたのは中年とも言い難い男性だった。最初の印象は、30代後半・40手前くらい。ラフな格好ながら、こざっぱりした感じだった。
ああ、この人にお任せするかぁ、どうなるんだろうなぁ。とその場の行方を見守る。

フツー、結婚式は女のもんだとよく言うが、うちの場合決してそうとは言えない。
何故かと言うと、私自体に結婚式に対するこだわりがそんなにないから。そして、何より極めつけに、相方のこだわりが異常に強いから。
当初、結婚話が2人間に出た時は、私がどれだけブライダルプレビューに引き摺って行こうとも式はしない予定でいた。だが、向こうパパママの意向に相方が折れた辺りから話が怪しくなってきた。
ん?式をしないわけにはいかない?長男だし?メンツがあるし?
ああ、確かに君は長男だよ。でもさ、そういうのない家とか言ってませんでしたっけ?同居とか、そういう俗に言う長男だから縛りはないって言ったじゃんっ。
正直、ドレスは好きだ。普段着る機会もあんまないしね。
でも、具体的に準備する段階になってきて、どんどん憂鬱になってるんですけど。
京鐘さんドレスの質は気に入っているし、デザインもきっと良い物が上がってくるに違いない。
いや、そういうことじゃなくて・・・見世物になるのがちょっとイヤになってきましたことよ、私。
私がもっとスレンダーでナイスなバディであったらば、そうも思わないかも知れないが、この二の腕と背中の肉よ、一体どうすんだ?
なんだが、デザイナーさんにお願いするが、申し訳ないなぁ、とか思ってみたり。
無論、向こうも商売なんだし、気にはしないかも知れないけど。ちっ、デブめ、とか思われてたら、心が痛いなぁ。なんてぼーっと思っている間に、どうやら話は何やら盛り上がっている。

最近花嫁事情について、Mっちは憂いを覚えている様子。
確かに、欲しい情報はないし、なんか、押し付けがましい雑誌しかないしね。うんうん、花嫁さんて虐げられてるよ、当事者になって初めて気付いたけど。
大抵、結婚式って1回限りのことだから、資料を集めても判断基準が自分になくて選ぶのが難しかったり、予算都合で諦めたり、そもそも初めての経験で何をどうして良いのかわからなかったり、不便さを挙げれば切りがない。
Mっちはその辺りも、花嫁さんは可哀想だ、と。
私は、コンシェルジュ的なアドバイザーが居ないのが、問題だと思う。
某ゼ●シィにしたって情報を垂れ流してるだけだし、ゼ●シィナビにしてもアドバイスを求めて行く事は愚かしい選択だと思う。提案してくれないからね。結婚してないと思しき結婚準備未経験者が、スタッフに居ること自体どうよ?と言うのが感想。
いや、この煩わしさ、やってみないとわかんないっすよ。
と、こんな具合にMっちに愚痴っていると、そういう花嫁市場をトータルでコーディネート出切るものを作りたいとおっしゃる。
おお、そりゃー、すばらしい。一刻も早く実現する事を、私、心から祈ってます。
だから、頑張ってくれ、相方よ。(相方は企画屋?なので、Mっちとの話の時にも出ていたのだが、資金調達して具現化するには相方が動くのがいいんじゃないかと落ち着いた−笑)

いや、しかし、服の話、一切しませんでしたね〜。
かれこれ2時間半、Mっちと楽しく話しをさせてもらったが、本当に服については話をしなかった。
デザインも人となりから滲み出るものを加味するんだろうしな、初回はお互いを知る会といったところなのかも知れないな。

Mっちは後が痞えているそうで、15:00前にお別れとなった。
Hさんがお茶おかわりを持って、どうでしたか?とやってくる。
それはもう、大変楽しくお話しさせてもらいましたとも。
次回打合せを今から楽しみにしている。

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2008年03月15日

ドレスショップ四回目体験

「モード・マリエ」さんに引き続き、今日は2軒目があったりする。当初15:00〜のモード・マリエさんを早めに切り上げて、17:00〜銀座で予約を取っていた。が、色々と話も盛り上がり、1時間遅れで「京鐘」さんへ。

今回の衣装選び、実は2回目にゼクシィナビを訪れた辺りから、コンセプトが明確になってきた。
ズバリ、和テイスト。
試着に行くまでは、フツーのぴらぴらふわふわしたドレスが良かったし、実際にそういうのを着ようと思っていた。
し・かーし、見事に似合わなかった。
理由がこの顔のせいなのか、肉のせいなのか、はたまた雰囲気のせいなのかはわからないが、とにもかくにも似合わない。
それに加えて、何着か実際に見たり着たりしているうちに、このありきたりな感じに嫌気が差してしまった。

私もそうなのだが、特に相方は変わったものが大好きだ。面白くて、人とは違う目立つもの。
大衆に迎合するようなものは、NGなのだ。
関西全般というわけではないにしろ、西の人間は比較的目立つのが好きな人種だと思う。
個人的な印象だが、特に播州はその傾向が強い(私も相方もルーツは播州、向こうのご両親も播州)と、くれぱ皆が着ているようなドレスが許されるハズもないのである。

見栄の張り所というものがある。大多数の人は同じ相手との1度きりの結婚式。
ここは、大見得を切る所に他ならない訳だ。

普通、結婚式というものにおいて、人それぞれポイントがあると思う。
お金・規模(人数)・会場・衣装・料理・エトセトラエトセトラ・・・。
そんな中、相方がどうしても譲れないものが、料理と衣装。
ゲストに対する面子もさることながら、何よりも実家(←勿論相方実家)のパパママからのクレームが恐ろしい。相方の話によると、妙なドレス選びをしようものなら「お母さん、あれはちょっとどうかと思うわぁ〜」と言われ、完全無比な料理を用意しなければ「こんなもんでどうする!」とパパからお叱りを受けるといった具合らしい。
因みにドレスに関しては、ウェディングドレスなら挙式の間だけ出し、たとえ少しくらいボーダーラインを割り込んだとしても、許されるかもしれない。
今回、式と披露宴の間にお色直しをして、披露宴中は退席しないことにしている。
なので、カラードレスはたっぷり2時間半もの間批評の対象となり得ることになる。

そこで、京鐘さんである。
ゼクシィを見る限り、レンタル専門の表記になっていたので最初は検討の対象に入っていなかった。が、しかし、見るだけタダだし見に行こうということで、ゼクシィナビで予約をしてもらった。
イメージを掴んで他のところで作ってもらう参考にしようぜい、と軽い気持ちでスタートした。
和テイストのドレスって、作ってる所も少なけりゃ情報も少ないから、見られるもんなら一先ず何でも見とこう、ってのが本音だった。

何日か前、京鐘さんから予約の確認の電話があった。JAPAN(京鐘さんが出している和ドレスのブランド)は9号までのサイズしかないとのことだったので、サイズオーダーとかやってないの?という話をすると、結構値が張る(1着80〜100万位)けど大丈夫?と。何だオーダー出来るんじゃん、よかよか。
なにせ相方はボンボンだ。ある種金に糸目はつけない思想が普段から色んな所に垣間見える。なので、値が張るのはOKだと伝えると、取り敢えず一度実物を見てみて考えて欲しいとのことだった。
そんなこんなで京鐘さんへやってきた。

東銀座からテクテク歩くこと5分ほど。ビルの9階に京鐘さんは入っている。
フロアは木の格子戸が嵌っていて京都ちっく。さすが本社が京都なだけあるな。
ふかふかのスリッパをはいて中に入ると、壁一面黒く輝く引き出しがお出迎え。とは言っても、一見引き出しには見えなくて、他のお客さん用に準備しているお姉さんが空けているのを目撃して、おお!引き出しなのか!たっぷり収納だな、と。笑

付いてくれたお姉さんは、これまた昭和な感じ。(見渡す限り私より年下風なお姉さんばかりなのに、敢えて彼女が出てきてくれた辺り、京鐘さんの意気込みが感じられてよかった)
お茶を飲み飲み、貰ったJAPANのパンフを見ながらドレスの話に花が咲く。
さっきまで居たモード・マリエさんで相方が激写した写真を見せながら、思い入れなんかを伝えつつ、JAPANについて語る。
・・・ともするうちに、お待ちかね、ドレスの登場!やんややんや。

正直、実物を見るとパンフは屁だ。(こんなこと言ったら怒られちゃうかなぁ、、、)
でも、ホントにそう思う。
それ位、すんばらしい。ぶらぼーなんである。
トータルで10着近く見せて貰ったが、立体的な刺繍とか、布の質感とか、写真に納まっちゃうとこの良さは伝わらないよな、確かに。
二人して大興奮で写真を撮りまくる。
すると、ある黒いドレスの登場で事態はこれまた急展開。

お!この生地でジャケット仕立ててもらったらイケてるんじゃない?

ドレスは全体的に黒地に黒で刺繍の入った、シンプルなラインのデザインで、パンフにもバックショットの写真が載ってたけど、言われるまで気づかなかった。
遠目では、ただの黒地に見えるのだが、寄ってみると、細かな細工が・・・。
お姉さんに、メンズを仕立てて貰うことは可能ですかねぇ?と尋ねてみたところ、大丈夫です、と心強いお返事。
しかしだよ、(80〜100)×2ってあんた・・・・。ホテルに払う金額より高いんじゃね?

サイズが入んなくて、試着は出来なかったけど、私的には逆にこんな結果が引き出せてハッピーだったかも。財布的には、ヲイヲイ!もいいトコだけど。
そうは言っても奮起一発、今後は、毎年1着ずつここでお服を誂えて貰えるようになるべく、相方様に頑張って貰わなければなりますまいて。

で、結局、今日の運びがどうなったかと申しますと、次回はデザイナーさんとの打合せだそうな。
今回はサイズオーダーとかそういった事ではなくて、私と相方に似合うように、デザインから起こして貰えることになった。

うーん、楽しみだ。

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ドレスショップ三回目体験

荏原中延ってどこ?
と、まぁ、今回のショップは「Mode Marie(モード・マリエ)」さん。
うちの場合2人して関西の人間なもんだから、東京の地理には如何せん疎い。
こっちへ出てきて何年経っても、行くトコも大体決まってるし、明るくなんかなんないのである。

前回の「ジョイフル恵利」さんをゼクシィナビで予約してもらった時に、実は「モード・マリエ」さんの予約もお願いしようとしたんだが、お店の方針で、当人(つまり私)とお話しながら予約を受けるってスタイルだと言われてしまった。
で、自分で初めて予約を取って向かったのが今回。

しかし、冒頭に戻るが、荏原中延ってどこだ?
Yahoo!でさくっと検索してみると、五反田で東急池上線に乗り換えるらしい。今回はその後の東銀座への移動を考慮して都営浅草線の中延から向かうことにした。
馴染みがないので、よく分からないけど、一先ずYahoo!頼みでレッツゴー。
さすがYahoo!ちゃんと中延に着けたぞ。笑
カタログ請求した時に、お店の地図も送ってくれていたので、駅からはそれを頼りに向かう・・・が、しかし、ホントにこの道で合ってんの?
商店街を通り抜け、歩く歩く歩く。
結構遠いざます。

辿り着いた先は、看板二度見しちゃうくらいこれまた昭和な雰囲気。
てか、着物ばっかなんですけど。(後でよくよく聞いてみると、本体の会社は冠婚葬祭業で結構古い会社なんだとか。隣には、葬儀社もあったし)
モード・マリエって言う名前とカタログやドレスの具合から、もっと“モード”なお店かと勝手に思い込んでました。スイマセン。

でも、付いてくれたお姉さんはこれまた昭和が青春な感じだったけど、凄く親切で、世話好きな小母様風。結局、私らが彼女たちの娘世代だってのも手伝って、良い物選んであげたい!ってそんな感じ。

もともと、モード・マリエさんはレンタル専門のお店だ。
でも、私が着たいドレスは私のサイズまで展開がなかった。なので、サイズオーダーで買取の相談をさせて貰った。
融通利かなかったら前回のジョイフル恵利さんので手を打つかなぁ、それとも別のデザインから起こしてくれる所でオーダーかなぁ、とか思っていたのだが、どうも事前にメーカーに問い合わせまでしてくれていたようで、あっさりOK。
ありがとう、マリエさん。

今日は心だけ決めておいて、また後日連絡することにした。
もっと良いドレスに巡り合えるかもだし。
花嫁に妥協は許されませんことよ。イエイ。

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2008年03月08日

ドレスショップ二回目体験

前回の「カ・レーン」さんでの報告を兼ねてゼクシィナビを再び訪れた先週。
で、またまた予約してもらったのが、今回の「ジョイフル恵利」さん。
今回は船橋ブライダル店へGO→。

船橋駅から程近い、某ビルの7階にジョイフル恵利さんは入っている。
しかし、駅から歩いていると寒い。
脱ぎ着しやすいようにと、襟ぐりの大きく空いた服を着てきたのが失敗だったか。
取り敢えずコンビニで一休み。ぬくい飲み物を買って暖を取る。
ここでまた余計な買い物をうちの相方が勧めるのである。
一番くじのカピバラさん。。。

ええ、そりゃーもー、誘惑に負けて買いましたとも。
そしてリーゼントくんを連れてショップへ向かいましたとも。

閑話休題。
うちの相方の収集癖は結構筋金入りだと思う。
滅多に同じ本を2冊買うことはないが、これがオモチャやらガレキやらになると話が違う。2個どころか、モノによっては3個4個は当たり前。
買ったって作る暇もないくせに。
と、まぁ、かく言う私も世の中一般平均値から比べたら結構オタクだし、収集癖も持っている。が、しかし奴には敵わないよ。白旗だよ、完敗だよ。
なので、ここは勧められるまま、カピバラさんをスカウトするしかないのだ。
だって、強硬に要らないって言ったらご機嫌損ねちゃうからね。

さて、今回の佇まいはメルヘンチックな雰囲気だった。
ドレスショップの王道!って感じ。イメージカラーは白&ピンク。
りんごももか姫でも住んでんのか!?笑

付いてくれたお姉さんが名刺を2枚くれた。(私に1枚、相方に1枚。後で気付いたんだけど、2枚は絵柄が違うんである。合わせるとハート型の模様になったり、花嫁さんと花婿さんのイラストが手でハートを作ったりしてる絵になったりする。勿論、1枚だけ見ても可愛く仕上がっている。こーゆー名刺の作り方もあるんだなぁ、とちょっと勉強になりました。マーケティングって奥が深いな)
お姉さんは若めで、私と同じくらいがひょっとかすると年下?くらいな勢いの元気の良い人だった。

着たいドレスが予め決まっていたので、それをお願いすると、その他にもオススメを何着か着せてくれた。カラードレスも着てみる。
普段着ている色や、手持ちのドレスとは違う色味ということで、赤(ダークレッド)を選択。でもやっぱり暖色ってイマイチ似合わないかも。
それはともかく、最初に目をつけたウェディングドレスは良い感じだった。
オーダーしても35万くらいとのこと。お手頃価格じゃん。

一先ず現在イチオシも見つかったことだし、今回の収穫はデカかった。
と思いつつも、やはり着せ替え人形は疲れるなぁ。

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