NTT東日本と西日本は4日、両社のひかり電話の機器に不具合があり、電源を入れて連続249日たつと発着信ができなくなると発表した。対象は126万台。電源のコンセントを抜き差しすると回復する。両社は7日から電話を通じて改良したソフトウエアに更新できるようにする。
対象は「PR―200NE」「RT―200NE」「RV―230NE」(以上、NTT東)、「AD―200NE」(NTT西)の4機種。本来なら248日で一巡する機器内の日数カウンターの不調が原因。電話をかけようとしても発信音が鳴らず、かけてきた相手には通話中か故障の案内がでて着信できない。
2月からこれまで、NTT東西合わせて309件の苦情が寄せられた。問い合わせ先は、東日本が問い合わせセンタ(0120・80・5336)、西日本は同(0120・88・0949)。