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鈴木文科相:「環境」教科化に意欲

 鈴木恒夫文部科学相は4日、毎日新聞などの取材に「環境」を新たな教科とすることに意欲を示した。教科化に向けては「学習指導要領の改定などが必要だが、地球の未来のために主導権を発揮できる日本人を育成したい」と話した。

 現行の学習指導要領では、理科や社会などの教科や総合的な学習の時間で横断的に環境の指導を行うことになっている。しかし、鈴木文科相は独立した教科として小中高校で教える必要があるとの見解を示し「研究したい」とした。既に斉藤鉄夫環境相と相談したことを明かし「生物の多様性や化学物質、水の問題など、あらゆることが環境に関係する。非常に大きなテーマで難しいが、子供たちが『命』についての感性を養うことも大事だ」などと述べた。

 鈴木文科相は与党の環境教育小委員会の座長を務めた経験があり、環境教育推進法の議員立法などにも携わった。【加藤隆寛】

毎日新聞 2008年8月4日 22時07分(最終更新 8月4日 23時17分)

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