「より良い世界」バッジ 開会式で仏が着用申請【北京4日共同】北京五輪に出場するフランス選手を中心に「より良い世界を」とのメッセージを記したバッジを着用して開会式に参加する動きが盛り上がり、同国オリンピック委員会が国際オリンピック委員会(I0C)に許可を申請していることが4日、明らかになった。 バッジは、中国のチベット暴動鎮圧などに対する抗議・妨害活動で途中打ち切りに追い込まれた4月のパリでの聖火リレーで一部の走者が着用したものと同じ。実現すれば中国国内で反発が高まることも予想され、IOCの対応が注目される。 フランス・オリンピック委員会によると、国内で人権やチベット問題などを受けて対中批判が高まっていることを受け、選手委員会で提案があった。IOCが許可すれば他国の選手にも呼び掛ける計画という。 パリでの聖火リレーが打ち切りとなったことに反発し、中国ではフランス系スーパーへの不買運動やデモが起こるなど、両国間の外交問題にまで発展した。
【共同通信】
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)