厚労省、新型インフルエンザワクチンの安全性確認のため医師ら約70人にワクチン接種
新型インフルエンザウイルスの大流行に備え、厚生労働省は、「プレパンデミックワクチン」の安全性を確認するため、4日、医師などおよそ70人にワクチンの接種を行った。
ワクチンの接種を受けたのは、新型インフルエンザウイルスが流行した際、感染者と接する可能性が高い医師などの医療従事者、およそ70人。
厚生労働省の研究班は、すでに840人に接種した実績のあるプレパンデミックワクチンを10月までに6,400人に接種し、ワクチンの効果や時間とともに生じる副作用を調べ、安全性を確認する方針。
安全性が確認されれば、医療従事者や警察官、税関職員など1,000万人への接種を検討するとしている。
(08/04 20:00)