2008-08-03 18:49:39
stanford2008の投稿
桜井淳所長の最近の講演内容-原子力施設の通常時・事故時の放射能放出-
テーマ:ブログ
原子力施設(研究施設、原子力発電所等の核燃料サイクル施設、原子力空母・原子力潜水艦等の軍事施設)は、事故時だけでなく、通常運転時でも、膨大な放射能(放射性物質)を放出しており(「設置許可申請書」には明記、専門家は皆知っている)、放射能放出なしに、原子力施設の運転は、できないにもかかわらず(原子力施設の設置を受け入れるということは、交付金や税金が得られるだけでなく、それ相応の迷惑を受けるることを意味する)、大部分の人達は、通常運転時には、何も放出していないと錯覚し、事故時に、通常運転時の放射能の100万分の1以下の放射能放出に対しても、右往左往し、動燃再処理施設附属施設火災爆発事故・JCO臨界事故・柏崎刈羽発電所震災事故の時、それぞれ、再処理工場年間放出量、東海村全原子力施設年間放出量、柏崎刈羽発電所年間放出量に比べたら、100万分の1以下どころか、1億分の1以下の放射能放出に対してさえ、風評被害を主張し、訴訟問題になっていますが、何とも奇妙な科学の世界です。