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人気アナの不倫騒動が尽きないのはなぜか

 さわやかな風貌とかけ離れた“性癖”に衝撃を受けた人も多かっただろう。「フジのキムタク」と呼ばれたイケメンアナウンサー、渡辺和洋(32)のハメ撮り不倫疑惑だ。地方で知り合った女性と逢瀬を重ね、コトのすべてを携帯の動画に録画。「おもちゃでいじりたい」なんて、エグいメールもやりとりしていた。性欲ムキ出しの色魔アナは、同僚の女性アナや女優を一体どんな目で見ていたのか。

 不倫アナの大御所といえば、元テレ朝の小宮悦子(50)、フジで活躍している安藤優子(49)が双璧。ともにディレクターらとの不倫がバレた。坂東八十助と略奪婚し、その後破局した元フジの近藤サト(40)、番組ディレクターとの不倫が発覚し、幹部から別れるように注意されると「別れるなら降板する」と突っぱねたTBSの青木裕子(25)など、歴史は長い。フジの松尾翠(24)は入社前の“不倫交際”が報じられたこともあり、同局のアナの適性には「不倫」が必須条件なのか、と疑いたくなる。ちなみに新婚の丸川珠代参院議員(37)も、テレ朝アナ時代に同僚との不倫騒動が発覚している。

 もはや不倫=アナウンサーという構図が固まりつつあるが、それにしても、アナの不倫はなぜこうも多いのか。放送評論家の松尾羊一氏が言う。

「今のアナウンサーはしゃべりの技術ではなく、容姿が重要なウリ。そのため、彼らは常に鏡に向かい、タレントのように『自分はイケているか』を自問自答。カメラを通じて日々“虚像”をつくっているのです。そのうち自己陶酔し、誰もが自分に好意を持っている、何でも許される、と錯覚し始める。この傲慢さがアナを不倫や略奪婚に走らせる一因になっているのです」

 アナ出身の山本モナがちっとも懲りないのも無理はないのかもしれない。

【2008年8月1日掲載】


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