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  教えてモネッサ! 大人として、援助者としての「健康さ」ってどういうこと? 4年ぶりに、あのモネッサが来日します!
  モネッサのワークショップ2008
 【1】11月21日(金)〜22日(土) 大人としての「健康さ」
 【2】11月23日(日)〜24日(月・祝) 専門職のディタッチメント
   
  アメリカのベティ・フォード・センターで長年にわたりスタッフ育成とスーパーバイズを行なってきたモネッサ・オーヴァビィが、11月にワークショップを開催します!
過去4回の来日では、スーパービジョンやセルフエスティームなどをテーマにし、参加者から「またモネッサに会いたい!」とラブコールをいただいていました。
今回はその集大成とも言える内容です。大人として、援助者としての自分を総点検したい方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!!
   
 

「アメリカ屈指のスーパーバイザーです」

水澤都加佐水澤都加佐(アスク・ヒューマン・ケア研修相談センター所長・HRI所長)

   
 

 モネッサとの出会いは20年ほど前、UCLA医学部病院のドクターに紹介され、ベティ・フォード・センターへ研修に行ったのが始まりでした。当時、私はせりがや病院(神奈川)でソーシャルワーカーをしており、インタベンションや治療について学びたいという意欲に溢れていました。以来、毎年のようにベティ・フォード・センターを訪れ、援助者が本人のプログラムに参加するPIR(プロフェッショナル・イン・レジデンス)を受けたこともあります。そんなときも、いつもモネッサの笑顔があったことを、懐かしく思い出します。


 モネッサは虐待を受けた人の治療プログラム、依存症や家族のための数々の治療プログラムを作成し、同センターでは長年にわたり各臨床部門のスタッフを育ててきました。アディクション治療に携わる多くの専門家からスーパーバイザーとして高く評価されており、日本でも翻訳書が出ているような著名な人たちが彼女のスーパービジョンを得て成長しています。私自身、援助の中で無意識に行なっていることを指摘され、自分の中の価値観を考えさせられる経験を何度もしています。


 今回のワークショップのテーマになっているセンス・オブ・セルフ(自己感覚)は、生きていく上での苦しさを抜けることでもあり、援助者にとってはディタッチメント(クライエントとの適切な距離をとること)にもつながります。等身大のセンス・オブ・セルフがないと、相手との境界がなくなり、相手に対し過度に求めたり、援助の上でさまざまな「罠」に陥りがちだからです。


 モネッサのワークショップは、綿密な講義と共に体験的なワークを取り入れていくのが特徴です。一人でも多くの方が参加され、こうした感覚を感じ取っていただけることを願っています。

   
  大人として、援助のプロとして――
自分を点検する、受け入れる、育てる!

モネッサのワークショップ2008
   
  ワークショップ1 大人としての「健康さ」
   
   
 

日 時 11月21日(金)14:00〜20:00

      22日(土)10:00〜16:00
場 所 こどもの城 研修室906

参加費 63,000円  定 員 45名

   
 
教えてモネッサ! センス・オブ・セルフって?
健康な大人としての、自己感覚です。たとえば、手も足も、骨も、目も口も、ちょっと嫌な目尻や口元のしわも、何から何まで自分自身だと感じられること。自分はこの世界に居場所があると心から思えること。自分が大切にしたいものや、自分の気持ち、ニーズや望みがわかっていて、生きる方向を自分自身で決定できること。
……幼い頃に親の情緒的不在などで自分を受けとめてもらえなかったり、成長のプロセスで何かの痛みがあると、こうした自己感覚を育てるのが困難になります。自己感覚が育っていないと、自分の価値を疑ったり、周囲の評価に左右されて、苦しい生き方をすることになるのです。いつからでも、何歳からでも、自己感覚を育てることはできます。それには、自分の姿に気づくこと、境界を学ぶことが必要です。
       
 
DAY 1 等身大の「センス・オブ・セルフ」
センス・オブ・セルフとは?/自分を受け入れること・自分で決めること/自己感覚を妨げるもの、育てるもの/自信とは何か?/親密な関係とセンス・オブ・セルフ など

 

過去のワークショップの様子
     
  過去のワークショップの様子 DAY 2 健康な「境界」をつくる
境界とは何か/自分と他人の感情が区別できなくなるとき/からまった状態の家族/情緒センサーになるのをやめる/関係を切らずに境界を保つ/自分自身に気づく など
   
       
   
  ワークショップ2 専門職のディタッチメント
   
   
 

日 程 11月23日(日)10:00〜16:00

      24日(月・祝)9:30〜15:30
場 所 こどもの城 研修室804

参加費 63,000円  定 員 45名

   
 
教えてモネッサ! ディタッチメントって?
べったりくっついた状態から分離して、一定の距離をとることです。「相手へのとらわれから抜け出し、その人の問題を手放して、その人自身にまかせる」こと。心の問題や人間関係にまつわる援助を仕事とする人にとって、自分自身と相手の問題とを切り離すことは、プロとして欠かせません。
あなたはクライエントを(頭や心の中に入れたまま)家に連れ帰っていませんか? 援助の仕事以外に自分の人生を持っていますか? あなたとクライエント、回復のためにより努力しているのはどっち? 苦手と感じるタイプのクライエントはいませんか?……知らず知らずのうちに罠に落ちていないか、ぜひ点検してください。
       
 
DAY 1 機能しすぎの援助者
共依存とは/機能しすぎの原因となるもの/原家族での役割/バランスを保つために/新しい信念を身につける など
過去のワークショップの様子
     
  過去のワークショップの様子 DAY 2 陥りがちな罠とその対処
専門職にとってのディタッチメント/「とりこ」になっている例/イネイブリング/困難なケースへの対処/ストレスとバーンアウト など
   
  ※ワークショップ2は援助の仕事をしている方や、回復者カウンセラーをめざす方を対象としています。それ以外で受講ご希望の場合は、ご相談ください。
   
   
 

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早割 受付は7月31日で終了しました。

   

 

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