中国の新疆ウイグル自治区の国境警備隊施設に手りゅう弾投げ込まれる 16人死亡
北京オリンピック開幕を控えた中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区で、国境警備隊が襲撃され、手りゅう弾が爆発し、警察官16人が死亡した。
中国国営の中国中央テレビなどによると、事件があったのは、新疆ウイグル自治区西部カシュガルの国境警備隊の施設で、日本時間4日午前9時ごろ、ブルドーザーが乗りつけ、手りゅう弾2個が投げ込まれた。
この爆発で警察官16人が死亡し、16人がけがをした。
また新華社通信によると、すでに容疑者2人が逮捕されたという。
中国では、雲南省昆明市で7月21日、連続バス爆破テロ事件があり、ウイグル自治区の独立を目指すTIP(トルキスタン・イスラム党)を名乗る組織が犯行声明を出している。
(08/04 14:17)