米国のセックス・シンンボル、マリリン・モンローのヌード写真が創刊号(1953年12月)の表紙を飾った本家米国版に対し、日本版は75年5月創刊。46万部があっという間に完売した。最高発行部数は同年12月発売の76年2月号で90万部。
現在の読者層の中心は40代。恒例企画「最もセクシーな世界の美女100人」や作家、開高健の連載釣り紀行「オーパ!」などで人気を集めたが、最近半年の平均部数は最盛期の6%の5万5000部だった。
「日本版PENTHOUSE」が88年に休刊してから20年。“高級洋モノ”の代表的なヌードグラビア誌は、これで姿を消すことになる。