2008.07.31 Web posted at:  16:25  JST Updated - CNN
USA

規律違反の喫煙原因、横須賀配備予定の米原子力空母の火災

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米原子力空母ジョージ・ワシントン=米海軍提供

ワシントン(CNN) 米海軍は30日、南米沖の太平洋上で今年5月に起きた原子力空母ジョージ・ワシントンでの火災で規律違反の喫煙が原因と断定、監督責任を問い、デービッド・ダイコフ艦長(大佐)と副艦長(大佐)の解任を発表した。

出火元はボイラー室付近で、喫煙で室内に置かれていた可燃性物資に引火したとみられる。同室に可燃性物質を保管するのも違反行為となっている。調べではまた、水兵らが同室で常習的に喫煙していたことも判明した。

同空母は現在、修理のため米カリフォルニア州サンディエゴに寄港中。火災による修理費は約7千万ドル(約76億円)と見積もられている。

5月22日に起きた火災では鎮火まで約12時間掛かり、乗組員37人が軽度のやけどなどを負う大規模火事となっていた。

同空母は、横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備予定だが、火災により延期されていた。米海軍によると、横須賀到着は今年9月末までとなる。

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