李方子女史のめい、池坊文科副大臣が来韓
「百済文化を学びたい」と古都探訪
日本の池坊保子文部科学副大臣(65)が22日夜、韓国入りした。池坊副大臣は大韓帝国最後の皇太子、李垠(イ・ウン、1897-1970)のきさき、李方子(1901-89)女史のめいに当たる。日本の皇室一家が通う学習院女子高等科を卒業した。
今回は自由主義教育運動連合の招きで、百済の古都である公州と扶余を訪れる。池坊副大臣は「韓国の機関による公式招待を受け訪韓するのは今回が初めてだ。韓国人が日本をどう感じているか、日本に何を期待しているかを直接聞いてみたい」と話した。
池坊副大臣は23日午前、公州大で「日本の教育改革」に関する講演を行った後、百済文化を体験するため、2日間にわたり公州と扶余の歴史遺跡を見学する。
池坊副大臣は、幼いころに初めて見た韓国の印象について、「40年余り前に母と一緒に訪れた慶州の古色蒼然(そうぜん)とした町並みが忘れられない」と話した。李方子女史についても「短髪にチマチョゴリ姿で慈善パーティーを開いていた叔母さまの姿が心の中に深く残っている」と記憶が鮮明だ。
池坊副大臣の韓国に対する愛情には、三国時代の文化遺跡に対する関心が深くかかわっている。副大臣は「日本文化の根幹となった百済文化を学ぶだけでなく、遺跡をどのように保存、活用しているかも見たい。武寧王陵と国立公州博物館などを訪れたい」と述べた。
池坊副大臣はまた、「最近、(ソウルの)国立中央博物館を訪問した際に百済時代に作られた『半跏思惟(はんかしい)像』と数多くの陶器に心を奪われた。中国と日本にも先人の素晴らしい技術が残っているが、このような技術を備えていた百済人の心が最も豊かだったと思った」と語った。
池坊副大臣は先ごろ、日本で沖縄戦に関する教科書記述問題が論争となった際、「明らかに文科省に誤りがある。『反省』という言葉を使いたい」と発言し、日本国内で批判を浴びた。韓国は教科書検定をめぐり日本と対立してきただけに、「教科書歪曲(わいきょく)問題」についてどう考えるかと尋ねたが、副大臣は「次の機会に余裕をもって話したい」と述べ、コメントを避けた。
ユ・ナニ記者
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