top恋愛メールライフシーズン1>“彼氏”として選んだ理由


出版社に勤めるOLあんな、25歳。 好奇心旺盛な乙女は、趣味仲間を見つけると同時に素敵な出会いを求めて恋愛支援サイトへの登録を試みました――

“彼氏”として選んだ理由

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ってことでまずは堅サン。
今回は渋谷で待ち合わせて飲みに行く。行った先は代官山方面の、ちょっとおしゃれめなレストランバー。話した内容は音楽じゃない普通の話題。音楽に振ろうと思ったんだけど、なかなか振れなかった。っていうか、「わかんないなぁ、ごめん」であっさり終わっちゃったっていうか……。

前回と同じく当たりさわりのない感じで別れた。向こうからの切り出しで。
「私のことあんまり好きじゃないですか?」とか聞いてみたかったけど、まだ決めかねている状態でそれはマズいだろうと思って、ぐっと胸にしまいこむ。

翌日はコピペ。
会ったのは中目黒。前回とはちょっと違った庶民的な感じのお店に連れていってもらった。庶民的とは言ってもセンスは感じる。コイツ、なかなかいい店選ぶな……。
話もなかなか弾んでイイ感じ。けど、やっぱりコピペ爆弾を投下していた男だと思うと、どうしてもなぁ……。

悩むこと2日(短い?)やっぱり堅サンにしました。
どんなに趣味があってもノリがあっても、やっぱり信用できない男はイヤだ!って当たり前なんだけど。
堅サンとは今はまだ趣味の話では盛り上がれないけど、けどまぁお互いがお互いにもう少し興味が出るようになれば、それも近い将来には解決するんじゃないかな。

てことでコピペには
「ごめん、やっぱり合わないみたい」と正直にメールを送った。
返事は……
「しょうがないね~。いい関係になれそうかなって思ったけど」って。
うー、ごめん……。

で、堅サンには「愛してる!」とまではまだいかないものの(そりゃいきなりそんなことしたら引かれるって)、これからも末永くよろしく的な内容で送る。
実際におつきあいしていってイヤなところが見えてくることもあるかもしれないけど、まぁそのときはそのときでしょう。

ってことで私のメール日記はひとまずおしまい。
これからはリアルでの戦いに挑みます!(……戦い?)

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