top恋愛メールライフシーズン1>メル友との初デート 堅サン編


出版社に勤めるOLあんな、25歳。 好奇心旺盛な乙女は、趣味仲間を見つけると同時に素敵な出会いを求めて恋愛支援サイトへの登録を試みました――

メル友との初デート 堅サン編

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がぁぁ~ん。
せっかくイイ感じでメールを続けてきた堅サンだったのに、私のニガテとする部類に入る人種……要するに「デブ」だったことが判明。 かなりショック。今までじつはスウィートな妄想してました。私……

とは言うものの、すでに会う日程は決まってしまっている。 このままいきなりメールを止めて無視を始めるというテももちろんあるけど、それではあまりにも大人気ない。
何よりも堅サンはとってもイイ人。そんなことをしたら申し訳なくて明日から人として生きていけません。
そういうことなんで、ここはエイっと腹を決めて約束どおり会ってみることにした。

待ち合わせ場所の下北の南口は、平日だとゆーのにジャリガキどもで溢れ返っている。

こんなところに私と堅サンってなんか浮きそう……と思いながら待っていると、駅の階段からやっぱり超浮きまくりな堅サン登場(笑)。 ええ、目立っていたからすぐにわかりましたよ。

けど、写真で見たほどデブって印象じゃない。たしかにクマみたいだけど、比較的ガッチリしてる感じ。
「あんなさんですか?」
と話しかけてくる物腰はメールのようにあくまでも穏やか。これは……いける?

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