岡山放送局

2008年8月3日 20時49分更新

津山ごんごまつり


津山市恒例の夏祭りが、2日から始まりカッパの仕草をまねたユーモラスな「ごんごおどり」が中心部の通りを練り歩きました。

「ごんご」は、津山地方の方言で、その昔、津山市の中心部を流れる吉井川の淵にいたとされるカッパのことです。

「ごんごまつり」は、このカッパにちなんだ津山市の夏祭りで、ことしで30回目を迎えました。

初日の2日は、夕方からカッパの扮装をしたさまざまな踊りのグループが吉井川に通じる鶴山通りに繰り出しました。

ことしは、職場や地域、それに学校など27グループ、およそ1800人が参加して「そーやれ、そーやれ、ごんごに水やれ」の掛け声をかけながら軽快なリズムに合わせて、メーン会場の吉井川の河川敷までおよそ500メートルを練り歩きました。

参加した人たちは、グループごとに衣装やカッパの姿に趣向を凝らしていて、おどりにもユーモラスな仕草を取り入れるなどして沿道の観客を盛り上げていました。

「津山納涼ごんごまつり」は、3日午後8時から、6000発の花火を打ち上げる花火大会などが行なわれます。