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内閣支持横ばい24% 麻生幹事長高評価 本社世論調査

2008年8月3日3時1分

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 福田内閣の改造を受けて朝日新聞社が1、2の両日実施した全国緊急世論調査(電話)によると、内閣支持率は24%で、前回(7月12、13日)の24%から変わらなかった。不支持率は55%(前回58%)だった。自民党役員人事で麻生太郎氏が幹事長になったことについては、「評価する」51%が「評価しない」29%を大きく上回った。

 内閣支持はガソリン税問題で混乱した4月に20%台に下がって以来、低い水準のままだ。発足当初80%台だった自民支持層の内閣支持も52%まで下がるなど、改造は反転上昇のきっかけに今のところなっていないようだ。

 改造で福田首相は指導力を発揮したかの問いには、「発揮した」は15%で、「そうは思わない」が66%を占めた。指導力を「発揮した」と思う人は、自民支持層で30%、内閣支持層でも38%しかいない。直前まで自らの意思を明言しなかった今回の改造で、首相の指導力への見方は支持基盤のなかでも厳しい。

 改造で首相の印象が「よくなった」は9%にとどまり、「悪くなった」9%で、「変わらない」74%が大半を占めた。

 首相が掲げた「国民目線の改革」に対しては、新しい内閣で改革が進むことを「期待する」が47%と、「期待しない」の44%をわずかに上回った。野党支持層や無党派層でも「期待する」は3割から4割程度あり、政策の方向としては一定の支持を得ているようだ。

 衆院の解散・総選挙の時期については、「できるだけ早く実施すべきだ」が45%で、「急ぐ必要はない」42%だった。

 「いま投票するとしたら」として聞いた衆院比例区の投票先は自民25%、民主32%など。6月時点の自民23%、民主36%から差は縮まったものの、民主優位が続いている。

 政党支持率は自民23%(前回26%)、民主22%(同24%)などだった。

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