内閣改造:野田聖子氏が消費者行政担当相 中山恭子氏が拉致問題担当相
福田康夫首相は1日、政権初の内閣改造を行った。新設の消費者行政担当相に野田聖子元郵政相が就任。また、拉致問題担当相として、中山恭子首相補佐官が初入閣を果たした。
このほか、伊吹文明幹事長が財務相に、谷垣禎一政調会長が国土交通相、二階俊博総務会長が経済産業相にそれぞれ就任。党役員から重要閣僚に横滑りした。与謝野馨前官房長官も経済財政担当相として入閣した。また、増田寛也総務相、高村正彦外相、舛添要一厚労相、町村信孝官房長官はそれぞれ留任した。
公明党からは斉藤鉄夫政調会長が環境相として初入閣。参院からは舛添、中山両氏のほか、林芳正氏も防衛相として初入閣した。【デジタルメディア局】
福田改造内閣の顔ぶれ
▽総理 福田康夫(衆)
▽総務 増田寛也(民間)
▽法務 保岡興治(衆)
▽外務 高村正彦(衆)
▽財務 伊吹文明(衆)
▽文部科学 鈴木恒夫(衆)
▽厚生労働 舛添要一(参)
▽農林水産 太田誠一(衆)
▽経済産業 二階俊博(衆)
▽国土交通 谷垣禎一(衆)
▽環境 斉藤鉄夫(衆)
▽防衛 林芳正(参)
▽内閣官房 町村信孝(衆)
▽国家公安、沖縄・北方、防災 林幹雄(衆)
▽行政改革、金融 茂木敏充(衆)
▽経済財政、規制改革 与謝野馨(衆)
▽消費者行政、食品安全 野田聖子(衆)
▽拉致問題、少子化 中山恭子(参)
2008年8月1日