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アラジンが「ドタバカ」デビュー

 パワフルなLIVEでデビューを飾るアラジン(左前列からPaboのスザンヌ、里田まい、木下優樹菜、左後列から羞恥心の上地雄輔、つるの剛士、野久保直樹)=Zepp Tokyo

 羞恥心(つるの剛士、上地雄輔、野久保直樹)&Pabo(里田まい、スザンヌ、木下優樹菜)が合体した男女6人組ユニット・アラジンが30日、東京・青海の「Zepp Tokyo」でデビュー曲「陽は、また昇る」の発売記念イベントを行った。結成間もないユニットということで壇上では、最後までダンスが合わないまま。上地は靴が脱げるなどハプニング続出。持ち味のおバカキャラ全開の“ドタバタ”デビューとなった。

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 ユニット結成イベントは、いきなり“完ぺき”とはいかなかった。午後0時半から4回にわたって行われたライブ。10台以上のテレビカメラなど報道陣100人近くが見守る中、壇上に立ったメンバーは、ハプニングを連発した。

 まずは上地だ。1曲目のデビュー曲を歌い始めた矢先に突然、履いていた右足の靴が脱げた。曲の途中ということで止まるわけにもいかず、そのまましばらく靴を履かずにダンスを披露。会場からは歓声に交じって失笑も漏れた。また、歌詞についても、お約束?なのかスザンヌは「間違えたけど、大丈夫でした」と苦笑いを浮かべた。

 この日は同じライブハウスでイベントを異例の4公演行い、合計1万人を動員。だが、1公演で2回、計8回もこのデビュー曲を披露したが、結局、最後まで1度もダンスは合わなかった。

 実は結成からあまり時間がなく、またメンバーは多忙なため、練習もままならなかった。しかも6人そろっての大きなイベントは今回が初。ハプニングにミス連発は、ある意味仕方ないところ。逆にそれを、6人のキャラとして全開にアピールしてしまうのも、このユニットのすごいところ。

 つるのは観客が熱狂してくれたことで「100点です!僕らがダメでもお客さんが満足してくれればいい」と充実感いっぱい。野久保も「120点!お客さんが楽しんでくれたんでそれで最高です」と、自己採点は、満点デビューと笑顔。

 この日発売されたデビュー曲「陽は、-」は、オリコンシングルデイリーチャートで、いきなり2位にランクイン。首位発進も射程圏だ。羞恥心、Paboとしてそれぞれ人気を集めた6人だが、アラジンとしても大ブレークは間違いない。

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