「羞恥心」=つるの剛士さん(33)、上地雄輔さん(29)、野久保直樹さん(27)=と、「Pabo」=カントリー娘。の里田まいさん(24)、スザンヌさん(21)、木下優樹菜さん(20)=が参加し結成されたスーパーユニット「アラジン」のデビューイベントが30日、東京都内で開かれた。スザンヌさんは「大学に行きたい。大学生という響きが欲しい」と話した。報道陣から「勉強はするのか」と尋ねられると「そうですね~。長い机に座って」とだけ話し、おとぼけぶりを披露していた。
7月30日に発売されたデビューCD「陽は、また昇る」は、「クイズ! ヘキサゴン」で司会を務めている島田紳助さん(52)が「頑張れ日本人」「戦え 日本のサラリーマン」といった力強い詞を担当した。つるのさんに島田さんからメールが来たそうで、「よろこんでいます」合体したユニットのデビューイベントを祝福したようだ。
入場者総入れ替えで計4回行われたイベントは、各回2500人の観客で埋め尽くされた。メンバーが登場すると、拍手と共に大歓声が鳴り響いた。上地さんは、歌の途中で履いていた靴が脱げてしまうハプニングもあったが、自己紹介の際には一段と拍手が大きくなり、「上地君、愛してる!」と叫ぶファンに対してポーズを決めるなど、楽しそうな様子だった。
最年長のつるのさんは。「出来は100点。たくさんの方に聞いていただきたい。サラリーマンの方が『よし、頑張るぞ』と思ってくれれば。ライバルは……『カントリー娘。』? あまり、分からないですけど」と話した。今回は男女二つのグループが共に「助け、助けられ」の精神で活動しているそうだが、つるのさんは「足の引っ張り合い。引っ張られ引っ張りつつ」と表現していた。
YOSHIMOTO R and Cより発売中。CDにDVDがついて1260円。初回生産分限定で、18種類あるトレーディングカードから1枚が入っている。【小林円】
2008年7月30日