産経関西

[経済] 2008年8月 2日

阪神なんば線開業は来年3月20日に

 阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道と西大阪高速鉄道(大阪市西区)は1日、「阪神なんば線」(尼崎駅-近鉄難波駅間10・1キロ)が平成21年3月20日に開業すると発表した。

 これにより阪神電車が大阪・ミナミに乗り入れすると共に、近畿日本鉄道との相互直通運転により、神戸市と奈良市が1つのレールで結ばれる。 

 西九条~近鉄難波駅の新線区間(3・8キロ)に、九条、ドーム前、桜川の3駅が新設され、現在の西大阪線(尼崎-西九条)と合わせて阪神なんば線に改称される。運賃は尼崎-近鉄難波間が320円(認可申請中)。現在の梅田で市営地下鉄に乗り換えて難波に行くルートの合計運賃460円に比べて、140円安くなる。当初、新線区間だけで1日8万4000人の利用を見込んでいる。

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