HOME > 支援情報・機関を知る > IT推進アドバイス事例
1.企業概要 | ||||||||||||||
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(1)企業活動状況・業界動向 (2)経営上の問題点 (3)情報システムの現状 |
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2.相談内容 | ||||||||||||||
現在、受注先企業からの受注データをWebEDIによって、受注先企業サーバーからCAD図面データ、受注データ等をダウンロードし、その受注データ等に基づいて作業指示書を作成している。作業指示書の作成については、専務様が、翌日分の作業指示書を作成しているが、深夜まで受注データの処理を行っている。 |
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3.アドバイスの内容、アドバイスにあたって留意した事項 | ||||||||||||||
(1)アドバイス方針 (2)アドバイス内容(第1回目) (3)アドバイス内容(第2回目) |
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4.アドバイス後の改善状況・成果 | ||||||||||||||
安価かつ短期間で図面情報データベースシステムが構築できた。これにより、受注の都度、A4用紙又はB4用紙の図面情報を綴じてある大量のバインダーのなかから探し出してコピーする作業が、パソコンで図面番号の一部を入力して検索し、画面上で確認した後に印刷するだけで済むようになった。1つの受注に対して2分から5分程度かかっていた作業が1分以内で印刷できるようになった。 |
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5.アドバイザーから見た今後の課題、アドバイス後の感想 | ||||||||||||||
図面情報については、月に数百枚と大量であることや操作に慣れる必要があることなどから、次のステップに入る前に、まずは、図面情報データベースシステムに図面情報をすべて移管し、A4用紙又はB4用紙にてファイリングしているバインダー類をなくすことを第一目標として、その目標のクリアののちに、WebEDI受注→納品書印刷→作業指示書印刷→図面情報印刷の流れが自動化できるようなシステムへと発展させることが望まれる。 |
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6.アドバイザーに対する企業の評価(IT推進アドバイザー利用アンケートより) | ||||||||||||||
図面管理・図面修正作業を全て手作業でおこなっていた。図面保管は一枚ごとにコピーし、A4のファイルに綴じていたので大変な手間と時間がかかっていた。これらの作業をパソコンで行うことにより、作業負担が軽減し担当者以外でもデータの閲覧が可能となり、作業効率が格段とよくなった。 |
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7.中小企業基盤整備機構 経営支援専門員からのコメント | ||||||||||||||
受注から作業手配するまでの工程を効率化すれば、生産リードタイムが短縮でき、得意先に対するサービスを向上することができる。今回は、受注した図面情報を、紙ベースでの保管からパソコン上で保管・検索できるようにして、一部効率化を実現した。これをさらに進めて、作業指示書作成までIT化すれば大幅な作業効率の向上が期待できる。 <経営支援専門員:大島 秀一郎>
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