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2008/08/02

地上げ屋の手羽先やってる天下り

続 荒野の用心棒 続 荒野の用心棒
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2007-03-24

むかし、タイのルビー密輸を舞台にした小説書いていて取材でウロウロしていた事があるわけだ。怪しい警察官を一日500バーツで雇ってボディガードさせていたんだが、ああいう国なので警官が雇える。サファイア鉱山に行くと、ボスの事務所の入口にはマシンガン持った兵隊が立っていて、軍隊だってカネで雇えるわけだ。フィリピンあたりだと、カネさえ払えばパトカーで先導してくれるサービスなんぞもあるらしい。まぁ、後進国なんかその程度だ。

もっとも日本だって誉められたもんじゃない。リスクコンサルタント会社というエントリで書いたんだが、警察庁生活安全局長という立派な肩書きのお方が、ヤクザとつるんで地上げしていた会社に用心棒として雇われていたというんだが、




国会でジャニー喜多川のホモ行為が取りあげられた時に、煮え切らない答弁をしていた警察庁生活安全局長が、その後トヨタ自動車を経由してスルガコーポレーション、更にパチスロ屋に天下っていたという話なんだが、それだけじゃないらしいのだ。
黒澤という人です。で、

 こうした手法の一方で、元警察庁生活安全局長の黒沢正和氏、前橋地検やさいたま地検の検事正を歴任した水上寛治氏らが昨年、取締役に就任。

 東京新聞の取材に黒沢氏は、「反社会的勢力と付き合いがある会社と知っていたわけではない。会社自体も知らなかったはずだ」と答えている。

警察庁にいた人が「ヤクザ会社とは知らなかった」と言ってるんだが、ずいぶん惚けた事をおっしゃるもんであります。世の中にはインターネッツという便利なモノもあるんだから。で、スルガが金融庁に睨まれて金詰まりで会社更生法でオカシクなっちゃって、エリート天下りの黒澤氏はパチスロ屋の用心棒になったらしいんだが、スルガにはまだヤメ警官がいるらしい。
 さて、スルガの生活安全室はスルガ社員のH氏によればTBRビルの地上げ立ち退き交渉をしていると言うことで、いやはや、関西の菱のフロントを使ってみたり今度は警察OBを看板に自分が契約したテナントに立ち退きをせまっているのであろうか。
いったいどういう理由で立ち退けと言っているのかというと横浜から新橋に社員を移すというのである。

 さて、スルガの民事再生手続きはまだ債権者に説明会も開いていない。
M社は正当な権利を持つ賃借人である。
スルガS生活安全室長はどういう権限で誰の指示でこの立ち退き交渉を行っているのであろうか。
立ち退きの理由に嘘はないのか。
民事再生中の企業がホントにやすい本社から高い新橋三丁目ビルに来るのか。

 およそ、元警察官がその警察官だった過去を告げながら立ち退き交渉をするというのは、宅見の背景をちらつかせながら地上げをするフロントと何か違いがあるのでしょうか。
司法ジャーナルさんちです。MS氏が書いてます。スルガって、一体、何人の天下りを雇っているんだ? という感じなんだが、まぁ、天下りというのは仕事がなくて新聞読んでお茶飲んでいるというのが常識なんだが、天下りまで働かせる会社だという事ですかね。

コメント

天下りだからといって、サボらず、一生懸命仕事する。
いいことじゃないですか!
でも、ヤメ警だと、逮捕されないってことがメリットだから、
鉄砲玉にしかならないんだよね。

オイラの友達もヤメ警を店長にして障害者向けのヘルスやるとか言ってたなw
その後、音信不通だがww

天下り=官僚の使用後の『民営化』

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