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▲アニメ「もののけ姫」のモデルと言われ、神秘的な景色が広がる白谷雲水峡。
豊富な雨に育まれた森林、滝、そして美しい海の姿が太古の地球の姿を思わせる屋久島。亜熱帯から亜寒帯まで多様な気候を持つのも特徴で、日本列島の自然をこの島に詰め込んだといっても過言ではないでしょう。その希少性から、平成5年に世界自然遺産として登録されました。
屋久島散策でぜひ訪れたいのは、やはりこの島の象徴・縄文杉。推定樹齢7200年とも言われている縄文杉の場所までは山に入り、往復10時間ほどの時間を要しますが、その出会いはなぜ屋久島が「癒やしの島」と呼ばれるのかを教えてくれるはずです。
長時間の登山はちょっと、という人には、手軽にヤクスギランドや蛇ノ口滝など、時間と体力に合わせて30分のコースから散策できる自然休養林もあります。また、東シナ海に面した照葉樹林帯「西部林道」は、島で唯一、車で通行できる世界自然遺産登録エリア。クネクネした山道を車で走っていると、ヤクシカやヤクザルがあちらこちらから現れます。
▲九州地方最高峰の宮之浦岳。周囲の山々と合わせて、「洋上アルプス」という名前でも呼ばれています。
また、近年とくにハイカーたちの人気スポットとなっているのが白谷雲水峡。映画「もののけ姫」のモデルともなった地であることは有名ですが、自然が織り成すその光景には、やはり感動です。苔むした岩や倒木が広がる森、太鼓岩から見渡せる奥山の景色など、アニメさながらの神秘的な景色が広がります。小鳥のさえずりに耳を傾け、木々の匂いを感じる。五感で屋久島の自然を満喫してください。
屋久島リピーターには、太忠岳、愛子岳、モッチョム岳登山へ。なかでもモッチョム岳は、標高940mとそれほど高さはありませんが、その登山道は急傾斜で腕を使う部分もある険しい道のり。「この山を登ることができれば、大体の屋久島の山は登ることができる」と言われているほど。
島を訪れた誰もが、不思議な癒やしのパワーを感じる屋久島。その歴史や自然について深く触れてみるのも素敵です。屋久島を知り尽くしたガイドと歩くエコツアーに参加するのも良いかもしれません。屋久島の地で身も心も開放し、都会へ戻っていく。そんな人が増えています。
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