対馬市で23日に開催される日韓交流イベント「対馬ちんぐ音楽祭2008」の実行委員会メンバーが韓国を訪れ、釜山日報など現地マスコミや交流団体に音楽祭の内容を紹介した。
一行は7月29日から今月1日まで韓国に滞在。竹島(韓国名・独島)の領有権問題で、釜山市影島区長らが対馬市で2日に始まる「対馬アリラン祭」への参加を見送るなど交流の催しが相次ぎ中止になっている中、実行委の米田民生会長らは「政治的な問題とは別に、民間交流は続けていかなければならない」などと説明した。
今年の音楽祭に出演する韓国のフォーク歌手イム・ジフンさんは米田会長らに「日韓関係が悪いときこそ、われわれが対馬に行かなければ」と語り、一行を韓国メディアに紹介したという。
音楽祭は昨年、約1500人の聴衆を集め、うち約80人は韓国人だった。今年は23日午後4時から対馬グリーンパークで開演する。米田会長は「韓国のアーティストのファンクラブが来日する予定で、韓国人観客数は例年並みではないだろうか」と話している。実行委事務局=0920(54)2271。 (釜山・神屋由紀子)
=2008/08/02付 西日本新聞朝刊=