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│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く |2008.07.23
真夏の犬に浴衣や靴は飼い主のエゴと見栄の表れだ。その愛犬がかわいそうだ。
毎年のように熱中症で死ぬ人が多い。今年も猛暑になりそうだ。犬も熱中症で死ぬことも多いことを理解してない愛犬家が多い。 随想熱中症でかけがえのない名犬が死んだ!に犬の靴を作って売り出そうかと考えていたアパレル会社の人の投稿があった。貴重なお考えなので、ご紹介する。 犬の靴 投稿者: 石田さん 私はアパレル会社に勤務しており、真夏のアスファルトから犬の足を守るために犬靴を生産販売しようと考えていました。が、今考え直しています。 私も子供の頃から三河、秋田、ゴールデンと常に犬と一緒でした。六感を持っている彼らに靴や服が必要なのか?要りませんよね?犬はしゃべらないから飼主は自分の下らない感性で、毛皮を着込んでいる彼らの上にまだ服を着せる・・・これは可愛がっているのではなく動物虐待なのかもしれませんね。 そして売り場のスタッフの方々はどのような気分で服をお客に勧めているのでしょうか?中には「生き物」の事を全く知らずに売り場に立っている方も居られると思います。「命」を預かる商売だから、生物学や生理学などを勉強してから店に立つのが本来の姿なのかもしれませんね。 私も今後は犬ともっと目で会話をし、彼らが「何を考えているか、どうして欲しいのか」考えてあげたいと思います。 「犬 浴衣」でも434万件だ。そのほとんどが犬に服を売り込むためのホームページやブログだ。 「愛犬に浴衣を着せて、お祭りや花火大会にでかけましょう。」とある。メーカーのエゴと飼い主の見えが透けて見える。 「犬 靴」で1,030万件出た。 「愛犬が夏の暑い砂浜やアスファルトなどを歩くときに便利です。」とある。犬の習性を理解してない。熱中症の耐久テストをするようなものだ。 愛犬たちの世界も人間のカネ儲けのあだ花が咲き誇っている。多くの人が犬の服の市場に殺到している。他に良い儲け仕事を見つけられないのだろうか。過剰参入の乱立状態だ。販売利益は出るのかと他人事ながら気になる。 動物に服が必要なのは猿回しのサルだけではないかと思っている。 動物園の動物たちにも服を着せている話は聞いたことがない。動物は自然の姿が最も美しい。天然の純毛の毛皮だ。その模様、色艶、毛並みなど人工物の服とは比べ物にならないほどの天然の美しさがある。 愛犬のパピヨンのパロは有名なチャンピヨン犬の血を受け継ぐ高級犬だ。トリミングなども一切したことがないのに容姿端麗だ。そのパロに人工の安物の服を着せる気にはならない。せっかくの容姿が台無しになる。ありのままの自然の姿なのに、かわいいと多くの犬好きの人に言われる。 換言すると、どんな犬でも、その生まれ持った純毛の毛皮の模様や色艶が最高の装いだ。愛犬たちもそのことを喜び、人工の服を喜ばない。そのことを理解してない愛犬家が多すぎる。 寒さに弱いチワワには真冬に服を着せるのは良いだろう。チワワはメキシコ原産で寒がりだ。 それ以外の犬には真冬でも、よほどの極寒でもない限り、服は必要がない。愛犬たちも喜ばない。飼い主の自己満足のために着せているだけだ。 一般に犬は寒さに強く、暑さに弱い動物だ。大型犬も小型犬も熱中症になりやすい。 屋外飼いであれ、屋内飼いであれ、その環境には熱中症のことも考慮することが大切だ。詳細は熱中症でかけがえのない名犬が死んだ!に既述してある。 真夏のアスファルトの上を靴を履かして歩かすと、間違いなく熱中症になる。詳細は下記の関連随想に記述してある。 冬山の厳寒の時も犬には靴は不要だ。犬自身も喜ばばい。 きわめて特殊の場合以外は、犬に靴は無用の長物だ。 1 犬に服や靴は必要か?迷惑か? 2 犬に有害無益な浴衣と熱中症の危険! 3 犬に靴!?熱中症で死ぬことも! 4 犬に服を着せたい気持ちはわかるが!? 5 熱中症でかけがえのない名犬が死んだ! 参考随想 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ 愛犬と幸せに暮らすためにこの愛犬問題を多くの愛犬家に知らせたいのです。 │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |