最近のOBの動向(3月)


  

  小和田バカキャンプ

 3/15・16に、一時期超有名になった飯田線小和田駅にてキャンプを行いました。 
 登場OBは以下の通りです。  

 3/15(土)1830時、私は休出が終わって作業着のまま、LEONEに飛び乗り一路水窪駅を目指した。 先に井下とあーが現地(小和田)に到着してる予定である。休出はてきとーに切り上げるつもりだったが、遅く なってしまい 終電の一本前、水窪2038時発に乗るべく天竜川を北へ北へと上っていった。
 1950時、予定より早く着いたが、水窪は夜通ると人気の全くないところからいきなり町並みが 出てくるので少々面食らう。とりあえず電車を待つ。
 水窪を出、大嵐駅に着くと何とそこで井下とあーが乗り込んできた。しかもネギの飛び出た スーパーの袋と登山用ザックを担いで。そんないでたちで小和田に行くといったら、何しに行くか 一発でばれてしまう。私が荷物を普通のバッグに詰めて一般人を装っているのとは対照的である。 しかし私の背中からは銀マット(大)がぶら下がってたのでまわりからは奇異に見えたことだろう。
 自転車でツアー中は、駅寝をあちこちで拒否されていたので、車掌に文句言われないかと 心配したが、「鹿や熊に襲われないように気をつけなよー」とのありがたいお言葉をいただいた。 けど、気を付けたところで熊に襲われたら勝つのはちと難しいよな。
 小和田には車道がつながっていない。あるのは登山道に近い人道だけである。真っ暗闇の中、 駅周辺を探る。例の小和田フィーバーの時に急遽作られた結婚式場(ただの小屋に近い)があった。 よく見ると土台がない。てきとーな石の上に直接柱が乗ってるだけである。隙間も空き放題。 家の水平などまるで無視してるようだ。このあたりではみなこういう建て方らしい。 後は廃屋らしき家が2軒、これが小和田駅周辺の全てである。集落までは山道を数キロ歩かねばならない。 
 ライトのバッテリーが切れたので駅に戻ると、駅舎に置いといたあーの食料袋から何やら がさごそと音が・・・・ 袋に手を伸ばした瞬間、ネズミが飛び出してきた。あーは食パンを 食い破られ、相当意気消沈してた。
 気を取り直して飯の支度をする。メニューは鍋。持ってきた材料を無造作に切り刻みコッヘル にぶち込む。石狩鍋の素をベースに調味料もてきとう。味はまあまあ。そしてバカ宴会は始まる。 井下が持ってきたポーランド産ウオッカ、アルコール度数実に97。とても飲めない。

 資料画像:井下ファイヤー  

 ならばやるこたぁひとつ、私の得意ワザ、火炎放射である。でもやっぱアルコールは口にしみるので ガソリンのほうがやりやすいね。(写真参照) けど、あんましマネはしないように。井下はこの写真を撮った 直後、一息で吹ききれなかったガソリンが顔に垂れ、顔面ファイヤーしてしまい、全治3週間のやけどを 負ってしまったのである。

 資料画像:新美ファイヤー  



 けど私は懲りずに機会があるたび火を吹きつづけ、某友人の結婚披露宴でもやらかしてしまったが 大好評であった。
 
 話を戻して、酔いも回って意識もふにゃふにゃしてきたので、近くにあったあーのシュラフを 勝手に広げて長椅子の上で寝に入る体勢へ。あーが何か抗議してたようだが私のサマーシュラフを 使えと言い残す。
 浅い眠りに落ちた頃か、いきなり電灯が切れる。遠隔操作かタイマーで切られたようだ。
 そのまま皆寝に入っていったが井下の様子がおかしい。なにやらごそごそと動いたり天井を 照らしたりしてる。ネズミが走り回っているそうだ。私は一段高いところにいるが井下とあーは 床面にいる。あーは何も気付かず眠っている。井下はネズミを引き寄せたであろうゴミ袋を机の 引き出しに放り込んだ。これでおさまるとと思いきや・・・・
 「うごおおぉぉぉ!!!?」(新美)
 なんと私の顔の上をネズミが駆けていった。その後あまり眠れず・・・
 朝方、あーががさがさとやかましい音を立てている。寒いので井下のアルミシートをシュラフの中で 巻き付けている音だった。
 私はじつは今日も出勤である。始発で帰るつもりだったが、2本目にしてゆっくり朝飯を食べる。 あーはまだねてる。私はシュラフを取り返すべく、言い放った。
 「あー、起きろ!そしてぬげ。」
 あーはまたもなんか抗議しようとしてたが言葉になってない。
 近くを軽く散策した後、0836時発の電車で帰途についた。
 その後豊橋で地震があったが、井下らは道路の落石があるかとひやひやしてたそうだった。

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