国家著作権局著作権管理司の許超司長が31日午後、新華網に来訪し、インターネット上で五輪競技映像を不法に放送する行為への取り締まり状況について、ネットユーザーとオンラインで交流を行った。また、五輪競技映像の不法放送事件を処理するシステムの主な内容を紹介した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
許超司長によると、インターネット上での著作権侵害行為を取り締まる特別行動弁公室(以下「弁公室」とする)が五輪期間中、新メディアによる五輪競技の不法放送行為に対し、24時間リアルタイムで取り締まりを行う。IOCおよび中継放映権を持つ中央テレビ局は、技術措置を講じ、リアルタイムで不法中継行為を行う者の手がかりや情報を弁公室に提供する。弁公室は、掌握した著作権侵害行為をただちに関連地区の法執行機関に伝達。未許可のインターネットおよび携帯電話を通じて不法中継活動を行った場合、法執行機関がそのウェブサイトへのアクセス一時停止や閉鎖などの処理を採る。許可取得済みのウェブサイトに対しては、不法な中継放映が発見されれば、弁公室から警告を出し、著作権を侵害する中継番組の削除を命じる。インターネット上での五輪競技映像の不法中継の状況が著しい場合、犯罪とみなし、刑事責任を追及する。(編集WM)
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