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林芳正新防衛相、家族旅行で3時間遅刻

 支持率低迷にあえぐ福田康夫首相(72)が1日、内閣改造と自民党役員人事に踏み切った。党幹事長に「ポスト福田」最有力の麻生太郎氏(67)を起用。首相自ら「安心実現内閣」と命名した閣僚人事は、舛添要一厚労相(59)ら留任は4人、17閣僚中13人が入れ替わる大幅改造となった。

 内閣改造が行われた1日、新防衛相に決まった林芳正参院議員(47)が官邸からの「呼び込み」に間に合わないという珍事が起きた。入閣適齢期の国会議員が、改造当日に国会を離れること自体が少なく、官邸関係者も「聞いたことがない」と首をひねっている。

 官邸が入閣候補者に一斉に国会周辺での待機指示をした1日午後、林氏は永田町から約1000キロ離れた北海道に滞在していた。事務所によると、林氏は1日朝、妻と娘2人の家族4人で北海道へと出発。この家族旅行はかなり前から予定されていたもので、日曜日(3日)には地元へ戻れるように、2泊の予定だったという。

 ところが、北海道へ到着してわずか数時間後。官邸から携帯電話に「国会周辺での待機指示」が届いた。林氏は家族を残して急きょ都内に、とんぼ返り。しかし「呼び込み」は、他の閣僚から約3時間遅れの午後9時52分になってしまった。

 午後10時過ぎ、ようやく就任会見を行った林氏は「新入社員が初日から遅刻してしまい首相におわびした。(入閣は)青天のへきれきだった」と謝罪。会見終了後は記者団に「入閣を知ってたら東京にいるよ」とこぼしていた。

 当初、参院側の入閣候補としては矢野哲朗、吉村剛太郎両氏らの名前が挙がっていた。また防衛相人事をめぐっては、退任が決まった石破防衛相が、内閣改造を前に福田首相サイドに「イージス艦衝突事故のけじめをつけたい」と続投を“固持”。行革担当相になった茂木敏充氏らの就任が検討されていたという。

 日程が当初予定の4日から急に前倒しされたのが最大の原因だが、首相の秘密主義も影響したようだ。政治ジャーナリストの山村明義氏は「林氏は若手の有望株だが、福田首相が情報管理を徹底したため、林氏本人も入閣を予想できなかったと思う。続投を固辞した石破氏をギリギリまで説得し時間的余裕がなくなったことも重なった。結果的に周囲が右往左往させたのは、首相の責任でもある」と指摘した。

 林氏は当選3回の4世議員。「村上ファンド」の創設者・村上世彰氏とは東大の同期で、麻雀仲間でもある。政治評論家の有馬晴海氏は「『便利屋の林』と言われるくらい器用で能力がある。『ギインズ』という議員バンドを結成していて、作詞作曲もするし歌もうまい」と評した。


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