新駐韓大使人事を承認 半年遅れで、米上院【ワシントン1日共同】米上院は1日、対北朝鮮強硬派議員の反対で半年以上にわたって保留されていた、キャスリーン・スティーブンス国務省東アジア・太平洋局政治顧問を駐韓大使とする人事を承認した。 これまで反対してきたブラウンバック上院議員(共和党)が、同日までに承認に同意した。同議員は、スティーブンス氏の上司で6カ国協議米首席代表のヒル国務次官補に対して批判的なことで知られている。 同議員は7月31日、上院軍事委員会の公聴会でヒル次官補に北朝鮮の人権問題への取り組みを質問。ヒル次官補は「北朝鮮の人権状況はひどい」と批判し、6カ国協議や米朝協議にレフコウィッツ米大統領特使(北朝鮮人権問題担当)が参加することを歓迎する意向を表明。同議員も一定の評価をしたとみられる。 ブッシュ大統領は今年1月、スティーブンス氏を駐韓大使に指名したが、就任に必要な上院承認を得られていなかった。
【共同通信】
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