8階から生コン8トン落下 東京、男性直撃し重傷

生コンクリートが落下し、通行人の男性を直撃した現場=1日午後3時35分、東京都港区芝浦で共同通信社ヘリから
 1日午後2時10分ごろ、東京都港区芝浦、芝浦工大の校舎新築工事現場8階から、約8トン分の生コンクリートが32メートル下の歩道に落下し、通行中の都内の男性会社員(39)を直撃した。男性は一時生コンに埋まり、腕や脚の骨を折る重傷。
 警視庁三田署の調べでは、8階部分の柱に生コンを流し込む作業中、高さ約4メートル、幅約1メートルの外壁の枠がずれ、生コンが建物の外側に流れ落ちた。同署は作業に問題がなかったかどうか、工事関係者から事情を聴く。
 周辺は商店やオフィスビルが立ち並ぶ一角。落ちた生コンは路上で長さ約40メートル、幅約10メートルの範囲に広がった。ほかの通行人や止まっていた車、バイクにも一部が降り掛かった。
 向かいのコンビニ店員の女性(33)は「『ゴゴゴ』と地震のような音がして外を見ると、ビルの壁が外れて生コンが飛び散っていた」と話した。
2008年08月01日金曜日


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