岡山放送局

2008年8月1日 21時27分更新

笠岡諸島のイメージソング


笠岡市の笠岡諸島にある北木島で、島をPRしようとつくられたイメージソングが、31日夜、島の住民らを前に披露されました。

このイメージソングは、倉敷市と福山市出身の2人組のミュージシャン「Soulife」が、笠岡諸島のよさを多くの人に知ってもらおうと、、笠岡諸島の活性化に取り組む住民グループの依頼を受けてつくったものです。

31日、日没にあわせて北木島の海岸で行われたコンサートでは、島の住民や兵庫県からサマーキャンプに訪れている中学生など150人あまりを前に、2曲のイメージソングが披露されました。

このうち、「夕なぎ」という曲は、ボーカルの河田総一郎さんが笠岡諸島沖の瀬戸内海に沈む夕日をイメージして作った曲で、ゆっくりとしたテンポで島への思いを歌い上げた曲です。

夕焼けとともに瀬戸内海が真っ赤に照らし出される中、観客は音楽の心地よいリズムに聞き入っていました。

イメージソングは、今後市役所や笠岡駅で流されるほか、観光の宣伝にも活用されることになっています。

北木島に住む中学生は、「自分たちの住む島が歌になってとても嬉しいです」と話していました。