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2008年07月24日 0724晴れ

"Hard Luck"(密かな追記あり)

| 20:18 | このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

あるブログを読んでいたら、スラプスティックコメディという言葉が浮かんできた。

20代のころ、キートンチャップリンも、マルクス兄弟も大好きだった。

カフカの『田舎医者』をスラプスティックコメディのようだと、誰かが評しているのを読んで、なんか急にカフカ解釈の世界が広がったのを覚えている。

私は「笑い」というのはとても大切だと思っている。磊落な笑いも、緊張が解き放たれる笑いも、涙で濡れる笑いも、笑いには自由とエネルギーがある。

いつか、機会をみつけて、スラプスティックコメディについて書いてみたい。

以下は謎の所感。

参考:「差別」についてのメモ居酒屋談義その後/それと名前を出すのもイヤな上でリンクした“あるブログ”。

「自称」フェミニストが、女性を陵辱する隠喩である“濃いミルク”を、“アイスカフェオレ”にごまかして差し出し、それを美味しくいただきながら「自称」フェミニストを擁護する女性の熱弁。もうこれはスラプスティックとしかいえないだろう。現在進行形であり、関わっている方々に失礼ではないかと少し気にもするが、しかしマジメになればなるほど、笑いが深まっていく、そんなスラプスティッククリシェがここにはある。

単なる酷い「荒し」行為を、どんなに高邁な目的意識や動機をでっち上げ粉飾しても「荒し」でしかない。

リテラシーの低さは致し方ないとしても、加害についての無自覚さと被害者意識だけは旺盛な「共感性」にはウンザリしてしまう。批判的言論者が黙れば終わるというが、逆だろう。批判的言説に対して、議論を噛み合わせていけないのであれば、批判された側が批判された事柄について黙れば終わる。議論にもならない物言いを議論と名付け「荒し」行為をしているようでは、到底、終わるわけはない。

なかなか"good luck"とはいかないものだ。たまには、スラプスティックコメディで大笑いして、鬱陶しい空気を入れ替えなければ。ということで、本日のYouTubeバスターキートン、"Hard Luck"。

D

【密やかに追記】0726.1:35

関連する他者のブログエントリーのリンクを書き記しておく。女性達の絶望に近い憤りを、私は笑うこともできないし、簡単にわかると相槌も打てない。私は憤り、哀しみ、困惑しているといったほうが、よりいまの気持ちに近いだろう。これらのエントリーやコメント欄での言及に対して、応答するかどうかは本人次第だ。

沖縄県議会による辺野古移設反対決議・補足と報道レポート(Gazing at the Celestial Blue)

碧猫さんの同エントリーに、「自称」フェミニストを擁護する女性=“さめ”さんがコメントしている。それを受けてjabberwockさんがコメントレスして、事情を知らなかったブログ主である碧猫さんが関係するブログを確認したうえで、2008/07/25 18:13にコメントしている。

「心底、呆れ果てました。」

さめさんは、まだそのコメントに答えていない。

碧猫さんのコメント欄で、最後(本人曰く)のコメントを残したが、指摘されているセカンドレイパー的発言については理解していないようだ。(0728記す)

「悪い人」より「鈍感な人」のほうがタチが悪い(kakinokiの日記)

kakinokiさんの同エントリーは、私がスラプスティックコメディと呼んだブログコメント欄のやりとりを読んでしまって、「強烈な毒気に当てられて、半分寝込んで」しまった上での記事である。彼女は追記の末尾で問いを投げる。

 「女の敵は女」でいいのですか。>さめさん

さめさんからの、応答は、まだない。

HANA2008HANA2008 2008/07/24 21:20 こちらでは初めまして

ごまかしは罪悪感の裏返しではないか?とも思う昨今です。
(怒りから罵倒コメントしてしまった私が言うのもなんですけど)
フェミニストというカテゴリーにこだわりもっと大切な
「人としての大人として」の自らのあり方や行動を顧みない考えが不思議です。

フェミニストでなくても 世の中を変えられるような偉業をなさなくても
「社会に貢献し他人様に迷惑をかけない大人」
にならなくてはスタートラインには立てないと思うのですが...

north-polenorth-pole 2008/07/24 21:35 こんばんは。
私もあそこの惨状にあきれついでに戯言を書きつけてみました。
「看板」を掲げたがる人ほど、地道な議論や行動をしないものだと、つくづく思います。
あまりにも子どもっぽすぎる、と言っては現実の子どもに失礼なような気さえします。

nagonagunagonagu 2008/07/24 23:11 HANAさん、ようこそ、はじめまして。
>「社会に貢献し他人様に迷惑をかけない大人」
あまりまともな道を歩いてこなかった小生には耳の痛い話しですが、コミュニケーションする最低限のスタートラインというのはあるよね。“おばはん”と切り出して、議論も質問もありはしない。わざとやっているんでしょうね、まともな論がないから。

nagonagunagonagu 2008/07/24 23:15 north-poleさん、こんばんは。
また、なんというエントリーを。(笑)
せめて詩的センスを耳かき1杯ぐらいはいれてあげなきゃ、失礼だと思う。

PledgeCrewPledgeCrew 2008/07/25 02:31 彼も、「あたしは自称フェミニストです」なんて、妙なことを言わなければよかったのに。
無頼派を気取った、やつらだ氏の場合は、最初からそんなこと、おくびにも出していないから、ある意味、言行が一致している。

jabberwock555jabberwock555 2008/07/25 10:05 私など、右からも左からも(笑)フェミニスト呼ばわりされたりするわけなんですが。少なくとも「イズム」としての「フェミ」などと自称するつもりはまったくない。
(そんな知識は全然ないし、まだまだ未熟な人権意識をかかえている人間ですよ)
私が口にするセクハラというのは、フェミ規準には遙かに遠く、一般企業のちょっと遅れた部類でも最近は取り入れたれている規準であり、私は、そのような当然のことを、当然と認める「社会人として健全な意識」をもちたいと思っているだけの人間だ。

その規準で見て「あかんだろ」ということを「あかんだろ」といっているだけけなんだけど。

この程度の「健全な社会人意識」すら持たない(企業内でいったら、地位が問われるような発言を平気でしちゃう)人物が進める「運動」とは一体何? と、あらためて大きな疑問を感じています。

nagonagunagonagu 2008/07/25 10:13 件のコメント欄での、かつさんへのリアクションをみていると、笑うしかなくて、ごめんなさいね、茶化したみたいで。

nagonagunagonagu 2008/07/25 10:15 かつさんへのレス書いてたら、jabberさんのコメント。あっ、電話だ、少し後にコメントしますね。

nagonagunagonagu 2008/07/25 11:29 あらためて、jabberさん、おはようございます。お久しぶりです。

多忙を極めているようで、どこぞで愚痴を聴きました。(笑)
しかし、しかし、、、何よりでございます。仕事のあるうちが華、オイラはもうじき干上がっちゃいそうです。世間の風の冷たさを、社会の構造がドラスティックに変わっている恐ろしさを、ヒシヒシと感じています。お互い、生き残っていきましょうね。

jabberさんのお話しと似たような世界を眺めながら、オイラは、下らないエゴの発露や、ネット上でのお友だちゴッコをするのに、「護憲」や「環境」や「沖縄」を乱暴に(適当に、ついでに、まるで自らに付随する属性の如く)持ち出す人々がいることを、不思議に思い不快感を持っています。

ネットというのは手軽に発信できる分だけ、リアルでは恥ずかしくて言えないような、「運動」という複数の人間の個人的集団的協同でなされる社会的行為を自己と同一視するような発言が、簡単になされます。

それは、あまりにも不遜で恥ずかしい発言です。

このような人物が進める「運動」とは一体何? という問いは、「運動」はそのように語れるものなのか? というふうにずらさないと、「運動」が内包している、社会的な有効性を貶め、ニヒリズムへの回路を拓きひいてはファッショを招聘することになりかねないと危惧します。

いずれにしても、「社会的にいいことをしているんだ」という自負心が、羞恥心をなくさせている側面もあるのだと思います。これは「運動」の持つ特性ではなく、人物の持つ特性じゃないですかね。権力や体制に異議申し立てをするのは、それなりにたいへんな行為ですから(私のように人生そのものが翻弄されてしまうのは稀ではない)、ある種の自負心が鎌首をもたげてくるのはしょうがないレベルではあるんでしょうけどね。

naka_at_ukiukinaka_at_ukiuki 2008/07/25 17:36 10年ほど前に、ポルトガル語の勉強をかねてつくっていたHPを思い出しました。
今よりはるかに知識も人生経験も乏しい頃のことなので、恐ろしく浅慮なことをしでかしてそうで、見ないことにしていたのですが、勇気を振り絞ってアクセスしてみました。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ukiuki/ero6.html

左の女性は、友人数人のイメージを合わせてつくりました。右のあれは、特にモデルがいたわけではないのですが、ひょっとすると10年後に目の前で展開される事態を無意識に予想していたのかなあ、なんて思います。ネットを介して飛んでくるあたり、いかにもそれっぽいかも、と。

north-polenorth-pole 2008/07/25 18:10 仲さん

笑いました。

nagonagunagonagu 2008/07/26 00:12 naka_at_ukiukiさん、こんばんは。
午後から、パソコンに触れられない環境にいたので、レスが遅くなりました。

10年なんてあっという間だよね。浅慮なことなんてなんにもない。ユニークなイラストです。仲さんがカリカチュアした世界より、現実は酷いことに右側のゲロゲロの側に、ゲロゲロな女性がいる。…もう笑っちゃわないと、やってられない。女性達の絶望に近い怒りに同意しつつ、ただただ虚しい。

>north-poleさん
私はゲロゲロに、酔って醜態をさらす自分の影を思い、ビビリました。

PledgeCrewPledgeCrew 2008/07/26 03:16 毒多氏のところでは、バーニカに「純情オサヨ」だの「講壇左翼」だのと罵られ、ニケ氏のところでは「ふぉっくす」に「安もんのインテリ崩れ」などと言いたい放題のことを言われておりますが、人間いい歳になれば、傷の一つや二つは誰だってあるものですよ。

ただ、それをわざわざ他人に見せびらかして凄むような、はしたないことはしたくないと思ってます。

nagonagunagonagu 2008/07/26 03:38 かつさん、はしたないことをしうる連中は、美意識が違うんですかね。
死者や弱者を自分が代弁しうる対象にして恥じず、その名で相手を脅し凄んでみせる自称フェミニストのオナニストは別格として、はしたない人が多すぎる。
せめて、自らを律して生きていきましょう。

jabberwock555jabberwock555 2008/07/26 09:07 碧猫さんのところ。
さめさんの応答がない代わりに、死ぬのはやつらださんが現れましたね。
あれが、さめさんの答えということなんでしょうか。

そうでないことを祈りますが。

north-polenorth-pole 2008/07/26 09:20 じゃばさん
私もそうでないことを祈ります。そうだとするとあまりにも・・・

sexbeatlessexbeatles 2008/07/26 09:25 なんでも、コジツケたがるんだなぁw

そうやって、話を大きくして、冷静を装って、裏で嘲笑する。
イヤダネー。

jabberwock555jabberwock555 2008/07/26 10:06 了解しました。
死ぬのはやつらださん(Sexbeatlesさんは死ぬのはやつらださんですよね)
はさめさんの代弁をしたのではなく、「もういちど、やるか?」はさめさんのご意見ではないということですね。安心しました。

ちなみに

「嘲笑」したのは、かつさんの問いかけに対して「やつらださんの文面はそこだけ切り取ればデートのお誘いに見えますが・・・。」「私としてはかつさん相手に筋トレするよりも」といったさめさんですよ。

残念ながら「裏」では嘲笑している人は、1人もいません。
死ぬのはやつらださんと、さめさんのご発言に激怒している人は何人もいますが。

そして、その後のかつさんの問いかけを、さめさんが無視しなかったら「大きくなる」こともありませんでしたね。

では、碧猫さんのところでお待ちしております。
(10:02複数のコメントをまとめて、加筆しました

nagonagunagonagu 2008/07/26 13:51 出先から携帯なので一言だけ。だれも嘲り笑ってなどいない。深いかなしみと憤りに身を焦がしている。私にはそうとしか思えない。

sexbeatlessexbeatles 2008/07/26 15:02 激怒しているのは、お互い様だ。

nagonagunagonagu 2008/07/26 19:44 sexbeatlesさん、おそらくjabberさんへの応答なのだろうから、横レスになってしまいますが勘弁を。
>激怒しているのは、お互い様だ。
そうなんだろうと思う。みているものと視座が明らかに違うだけで。しかしやっている行為は、全然別物だと思う。jabberさんが待っているみたいだから、碧猫さんのところに行ってやってください。

jabberwock555jabberwock555 2008/07/27 10:02 行かないそうです。

nagonagunagonagu 2008/07/27 11:54 そうですか、おそらく「善意」で関わってしまった女性のためにも、侠気をみせるところだと思ったんだが、残念ですね