和田享（ワダトオル）がこれまで生きてきた22年間で思い通りになったことなど一つもなかった。 大学在学中に応募した作品で賞（小節）をとり、作家になった後彼は退学してある一人の人間に対しての想いに囚われながら静かな森の中で一人暮らし始める。

新作もリメイクもごちゃまぜにする予定だったのですがこちらではリメイク１本で失礼いたします。 ジャンルは（多分）色々ごった煮な感じで。

超短編、詩のような、超超短編のような

あらかわようこ名義で書くこともあったり、書いたこともあったり、これからも書いていったり。書いたら更新

いろんな名義で書いてきたものをまとめたり、これからも書いていったり。何か書いたら更新。

南北朝時代の、たぬきの話です。　（連載全５回／毎週月曜更新）

毎回ちょっとずつアップしていきます。古い携帯電話でも、表示できるくらいの文字数にするつもりです。夏休みのお供に、どうぞよろしく。

日々のよしなごと。エッセイみたいなもの。

運命は変えられなくても良いと彼女は言った。 それが彼女の誇り。 雨粒一つ一つに名前が無くとも、それは雨粒だ。だからきっと、名前が無くとも彼は彼なのだろう。 RainAgain　後編。

今までここで発表した作品をまとめたものです。少し長いものになります。 私の名前は皆川咲子。バカバカしい計画で産まれた人間なの。 この話のヒロインの一人・久居葉華にはよく似た容姿の如月葉華という人間がいるのよ。顔が一緒で名字ではなく名前が同じ、という変わった関係の二人で面識はないらしいけど。まあ双子じゃないんだけど。 　それで久居葉華が出会ったのは、名前の無い男。職業が探偵であるようだけど、名前が無いなんて変わってる。久居葉華は母親からの不審な電話と妙な留守番電話に怯え、この名も無き探偵に保護されたの。彼女は科学を信望する宗教団体に命を狙われてるらしくてね。 　一方の如月葉華は、テロリストに狙われているという日本でも希有な運命の女の子。狙われる理由はわかっていないようだけど、恋人や母親の由紀に迷惑をかけないようにと大変なご様子。 どうやらヨウカという名前は狙われる運命らしいよ。ご愁傷さま。