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生活
札幌の二次救急、撤退を正式表明 産婦人科医会(08/02 00:09)札幌市の産婦人科の救急体制をめぐる問題で、札幌市産婦人科医会は一日、札幌市内で開かれた同市の対策協議会で、夜間の重軽症患者を当番制で診ている二次救急体制から九月末で撤退することを正式表明した。 札幌市は協議会で、二次救急に産婦人科の医療機関を個別に確保するなどの対策案を示したが、医会側からは「軽症患者を診る一次救急を整えなければ、二次救急病院になる施設はない」などと批判が相次ぎ、まとまらなかった。対策が決まらなければ二次救急体制に産婦人科不在という事態もありうる。 札幌市では現在、二次救急の九病院が夜間に一次救急も兼務しており、医会は「医師の負担が大きい」として市夜間急病センターに産婦人科医師を配置して一次救急体制をつくることを求めていた。市側が財政難などを背景に、現時点での配置に応じなかったため、医会が撤退を決めた。 |
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