1人乗り充電式2輪車「ウィングレット」に乗る、トヨタ自動車の内山田竹志副社長=1日午後、東京都江東区 トヨタ、電動2輪車を開発 お年寄りらの移動を支援トヨタ自動車は1日、都内で記者会見を開き、1人乗り充電式2輪車「ウィングレット」を開発したと発表した。米社が販売して話題になった「セグウェイ」を小型にしたような乗り物で、足が不自由なお年寄りらが楽に移動できるようになることを目指している。 トヨタが力を入れるロボット事業の一環で、ウィングレットは「パーソナル移動支援ロボット」としている。発売時期や価格は未定。 ウィングレットは左右に2つの車輪が付いた台の上に立って乗る。棒状のハンドルが伸びたタイプや、足の支えだけがあり両手が自由になるタイプなど3種類を公開した。体を前後左右に傾けるだけで前進やバック、旋回ができ、最高時速は6キロという。 重量が10キロ前後でセグウェイと比べて軽く、簡単に持ち運べるのも特長。トヨタは、セグウェイとは知的所有権に関する問題は生じないとしている。
【共同通信】
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