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ようやく元気が出てきて
続きもの日記の続きを...と思ったら
ケロッと忘れてしまいましたわ(^_^;)
...まー うっかりな獣医さんは毎日のようにいるからねぇ
あっはっは
ネット検索で引っかかる症例報告なんて
何だか難しそうな症例ばかりで 皆すごいんだなぁと思ってても
実際に発表の場に行って聞いてみると
診断基準にのっとってやって無いじゃん！という事が多くて
がっかりっというパターンが多いのですよ(苦笑)
先日来た 1週間ご飯食べてないワンコの腹水の検査
一日遅れで同じコの尿検査も来ましてね
なんでや？と思ったらクレアチニンが3以上、
BUNが100以上と書いてありました
...で(笑)？
......だから何さ(爆)？
時々日記に書いてますがね
クレアチニンが高い、BUNが高いからって
それが腎臓が悪いという証拠にはならんのですよ。
尿検査しませんと、画像検査で腎臓の大きさと形を確認しませんとダメです
んで、報告は電話でと書いてあったんで
体調悪かったんですけど電話しましたのよ。
したらねぇ 聞いてみたら
�（⊃紊琶�腔内は画像検査ではっきりうつらない
�△匹Δ笋藉梁，�横隔膜を圧迫するほどはれてる
�Ｃ翊�度の貧血、低蛋白血症はあるが
白血球・血小板・血糖値に異常なし
�ご旅攸任両緇困呂い泙い�
だそうです。
...どっかに化膿性肉芽腫性炎症がないかね？
股関節のとこで脈拍とれるかね？
肝性の腹水は普通透明なんで 画像検査で
中がちゃんと輪郭見えるんですよね
見えないって事は化膿性炎症があるんです
(猫の伝染性腹膜炎(FIP)の腹水でも そんな感じです。)
肝臓が限界近くまで腫れてても血小板と血糖値に異常がない、
肝酵素上昇が著しくないって事は
機能的に問題がないって事、出血はないけど
ものすごい強い化膿性炎症があるって事です
問題はどこに化膿性炎症があるかですよねぇ
腺癌とか憩室炎とかなら 消化管にかなり硬いトコがあるはずです
腺癌は通常、出血性ですしね。
...硬癌は腹水たまらないでしょうし。
憩室炎、イレウスは下痢や嘔吐あるでしょうねぇ。
これは化膿性肉芽腫性炎症が胃、肝臓、脾臓、腸、腸間膜、
のどこかしらにあるんだと思います
んでかなり循環が悪くなってるんですわ
......どこでしょうねぇ？
試験開腹しないとどーにもならんと思いますねぇ
実はこの化膿性肉芽腫性炎症はどうやらかなり症例があるんですがね
ちゃんと調べない先生が多くて どーにもならんのですよ
非腫瘍性病変なんだから 取れば治るし
ちゃんと治らなくてもステロイドでコントロールできるんだけどねぇ
最近 夜な夜な この「化膿性肉芽腫性炎症」の
論文をネット検索してるんですが
ひっかかるのはどれも感染性とか脳脊髄炎とか関連ばかり
(>_<)
日本国内では 室内外してる純血種のワンコに多い症例なんで
感染...はどうだろう？
(>_<)
誰かそういうワンコを飼っている人を知ってる人っていないかしら？
実物を直に見たことがないから どーもイメージがつかめませんにょろ〜
あ makimakiは今日 出社前に内科を受診しまして
どうも前と違って薬が効かなくて しかも時々すごく痛いんですと言ったら
前回の先生が独断で胃炎→腸炎の薬に変えていたと聞かされました
...なんでだ？？？
そしてちょっと胃の辺りを触って
やっぱり胃だね、出血があるんじゃない？と言われました
...そんな気はしてましたょ(>_<)
というわけで 月曜日は鼻から胃カメラです。
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