「AIDS文化フォーラムin横浜」開幕
今年で15回目を迎える「AIDS文化フォーラムin横浜」が8月1日、横浜市のかながわ県民センターで開幕した。54の分科会・交流企画を開催するほか、展示ブースでは21の団体がそれぞれの活動を紹介する。初日の来場者は、主催者発表で延べ約1300人に上った。
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フォーラムを主催するのは、医師や保健師、教育関係者、NGO(非政府組織)関係者、市民ボランティアなどでつくる運営委員会。今年のテーマは「つながる〜いま、私にできること〜」。
初日は11の分科会・交流企画が開催された。ウガンダのエイズ孤児についてのDVD上映、保健福祉事務所の保健師や医師による性・エイズ教育の実践例紹介、神奈川県エイズ診療中核拠点病院によるHIV/AIDS診療の現状報告など。
また展示ブースでは、国連児童基金(ユニセフ)や横浜YMCA、人身売買問題に取り組むNGOなど、21の団体が活動内容を紹介。多くの来場者が活動内容に聞き入ったり、書籍や関連グッズを購入したりしていた。
フォーラムは8月3日まで開催。入場無料。当日参加も可(一部は要事前予約)。詳細はAIDS文化フォーラムin横浜のウェブサイトで。
更新:2008/08/01 22:15 キャリアブレイン
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