ダニに刺され発病、死亡 宮崎市の70代女性宮崎市保健所は1日、宮崎市の70代の女性が、ダニに刺されて法定感染症の日本紅斑熱を発病、死亡したと発表した。厚生労働省によると、日本紅斑熱による死亡は1999年以降、全国で4件あるが、異例という。 宮崎市保健所によると、女性は7月18日、39度の高熱が出たため宮崎市内の診療所を受診。23日には別の病院に入院したが、25日に多臓器不全で死亡した。 女性は10日から15日にかけて、散策のため宮崎市の山林に3回入っており、この間にダニに刺されて感染したとみられる。腰と足の2カ所を刺されたという。 採取した血液を検査した結果、28日になって日本紅斑熱と分かり、病院から宮崎市保健所に届け出があった。 日本紅斑熱は、病原体「リケッチア」に感染しているダニに刺されると2-10日で発病する感染症で、高熱や発疹などが特徴。
【共同通信】
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